ねごしエイタ さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
勝利は、スバルのためにある?!
ヒキニートをしているナツキ・スバルは、コンビニからの帰り道、気が付くと見たことのない世界にいたことから始まるです。
数人と出会い出会い、命を落としたことで気付く自らの力?、巻き戻った時間、自らの思い、これから起こる悲劇に立ち向かう、ナツキ・スバルのあがきを描くお話です。
様々な失敗で死に戻り繰り返し、エミリア、パック、レム、ラム、ベアトリス、ズワールその他とわかりあったり、衝突したり、わだかまりを持ったりするです。死に戻りは、シュタゲの岡部のようなタイムリープとも違い、力でなく呪いであることも知るです。
あらゆることを繰り返して自分や、仲間たちと理解し分かり合う、一話一話予想に反した展開が、凄かったです。スバルには、大切な人を救いたい気持ちは確かにあったです。その一方で、自分を一番認めてもらいたかったのは、スバルにとって一番はエミリアであり、レム、ラム、パック、ベアトリス達だったです。
思わぬ死、死ぬ体験による死ぬことへの抵抗があったりもしたです。そんな中でも進むための死があったり、思い通りにならず死に戻ったあとに絶望もあったりもしたです。
その都度、スバルは自分の在り方、これからするべきことを失敗の度に行きつき、進むところは、スバルでなければできないことのように思えたです。
簡単に物事がリセットされ、やり直しできればというのは、誰もが望むことかもしれませんです。ここで最後には、必ず救われる展開にはなっているです。死して苦痛があったりして、事が起こる前に戻れることがわかっていたとしても、普通は関わりたくない気持ちに誰もがなるかもしれないです。
そんな気持ちになることがあっても、カッコ悪くても、必ず勝利をつかむ展開は私とっても、こうでなくてはならないのです。
最後に、スバルのして来たことが、無駄でなかったことを示してくれた答えのように見えてならなかったです。