HAKU さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
今でも聴きます!
もともと合唱曲は好きでよく聴いていましたし、今でもよく聴きます。
本作品は合唱をテーマにしているから、どんな曲を歌うのかなとわくわくしていたのを覚えています。
しかし、全てオリジナル曲!
懐かしいという感想は全くありませんでした(笑)
でも、どの曲もよかったですね!
声優さんの中でも上手い人が揃ったのでしょうか。
高垣彩陽さんは大学でも声楽を学んでいたそうなので、圧倒的に上手かったです!
そして、高垣さんだけでなく、他の方々とのハーモニーが最高でした!
大人数の合唱も好きですが、少人数での合唱もよかったです!
歌だけでなく、年頃の夢を追いかける女の子と父親の関係、母親が亡くなった女の子と父親の関係、自分の思いを実現するために奔走する女の子などなど、青春真っただ中の青少年が織りなす群像劇は、楽しかったり、苦しかったりします。
夢は必ず叶うとか、ご都合主義の大団円とは言えませんが、この作品はそれでいいと思います。
登場人物のことも、職業のことも、真摯に考えて作られているんです。
P.A.WORKSさんはその部分がとても丁寧だと思います。
だから、異常に話題になることはありませんが、どの作品も根強い人気があるのだと思います。
女子のいい意味での連携が見られるのもよかったです。
今までの関係性からこの連携が見られるのは、あの3人だからか、それともそれが女子高生だからなのか・・・(笑)
大智が「女ってこえぇな」って言うのも分かります(笑)
そのあと。「サイはもういい」とばっさり切る紗羽ちゃんこえぇ!(笑)
教頭の嫌がらせとも思える行動は正直腹が立ちますが、子どもたちのそんな嫌がらせに負けないぞっていう気持ちや行動が素敵です。
PAさんにはこれからもこの作品のような素敵な作品を作っていってもらいたいです!