ニック さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「不死身の身体」のリスク
昔の作品のため、演技や作画に対しては個人差が出るかもしれない。
人間に使われるアンドロイド側:アンドロ軍団が逆襲することがきっかけでストーリーがすすむが、
敵サイドのブライキングボスは街を焼き払い従わせた人間を奴隷扱いするなど「搾取」「利用」しか考えておらず擁護のしようがないレベルの悪党。
主人公はアンドロ軍団と戦うために新造人間(サイボーグ)に改造されたので、握手したら冷たいと言われたり出されたご飯を食べられないといったエピソードがある。
その度に「人間ではない」ことを突き付けられるキャシャーンには同情してしまう。
後半になると、敵サイドが{netabare} アンドロイドと同じであることを知ってしまい(わかるだろうと思ったけど…)アンドロ軍団が住民にそれを吹聴してキャシャーンとの仲を悪くさせる {/netabare}展開があり、人間サイドの黒さも目立つようになる。更に悲しい。
戦隊モノの様にパワーアップor成長している表現があまりないため、唐突にラストが来たように感じた。