えたんだーる さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「女には厳しい」って描写していながら作中世界はアルテに甘い…?
ルネッサンス期のフィレンツェを舞台に、当時女性ではなるのが難しいと言われた絵画の工房で働く職人を目指す貴族生まれのアルテのお話。
作中でアルテは一見、様々な障害にブチ当たっているように描かれています。でも当時のヨーロッパの状況を考えたら、「本当ならもっと酷いことになってるよね?」と突っ込まざるを得ない主人公補正がかかっていますね。
まあ、お話だからそんなもんでしょうけど…。
アルテの「恋愛に鈍い恋愛脳」ってキャラクターが嫌になるかならないかで、視聴断念か継続かが別れるような気がします。
ところで、「Arte(アルテ: 芸術)」という人名に微妙な違和感はありますね。ヨーロッパの貴族で、聖人由来でない名前はめったに付けないような気がするのですが…。