剣道部 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
生き方と仕事の狭間で
[文量→中盛り・内容→感想系]
【総括】
酔いどれ金髪姉ちゃんがラジオパーソナリティーを務める、北海道の地方ラジオ局を舞台にしたアニメ。
ギャグもストーリーも、かなりエッジが効いています。一風変わった設定のアニメをお探しなら、楽しめると思います。
OPは、今期で脳内再生率No.1でした♪
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作はとにかく、ミナレの生き様を楽しめるか。そこに尽きると思います。
ミナレは、刹那的に生きているようでもあり、計画的に生きているようでもあり。ふざけているけど真面目で。雑なようで繊細。
まあとにかく、魅力的です。
本作は、お仕事アニメと呼んでいいのか微妙。
確かに、ラジオの仕事のあれやこれは分かるけど、そもそも、あの番組、トリッキーだし(笑)
ミナレなら、ラジオパーソナリティだろうがスープカレー屋だろうが工事現場でだろうが(笑)、普通には働かないだろうし、同じように面白いアニメになるんじゃないかな?
と、思っていましたが、ラスト1話で評価を変えました。ラストの1話は、紛れもなくお仕事アニメしていたと思います。
多分、アニオリなのかな?と思いましたが、胆振の地震ということで、アニメと現実が混じり合う不思議な回。
私も、東日本大震災で被災していますが、「災害時の人との繋がりがもつ力」、よく分かります。私の場合はラジオではなく、大学の同期からきた、数年ぶりにメールでしたが(あと、不謹慎だけど星が綺麗ってのも、分かります)。
テレビとも電話とも違う、「不特定多数による双方向のコミュニケーション」。「何者であるかを知っている」「ラジオパーソナリティ」を中心に、「多くの人と同じ時間を過ごしている」という、ラジオならではの良さが出ていましたね。
ラジオの構造としては、「ネットのライブ中継」と同じなのかもしれませんが、なんか、少し違う感じがします。肌感というのかな(まあ、私はどちらも縁遠いのではっきりとは分かりませんが、なんか、ラジオには小説的な広がりがあるように思います。声だけの媒体ということもあり、聴き手の創造力や感受性にかなりの部分が委ねられているところが、小説っぽい)。
普段ふざけているミナレが、きちんと真面目に緊急放送やってたり、でも、やっぱりちょっとふざけてて、でもそれが温かくて、人を安心させるもので。
このアニメでなければできない最終回で、☆を1つあげて、☆4(高評価)になりました。
ちなみに、原作に関しては、確か連載してすぐ、2巻くらいまで漫喫で読んだけど、記憶が定かじゃないです。
そんな曖昧な記憶なんですが、アニメ1話目の冒頭(熊との戦い)は、原作通りでしたっけ? あれでかなりコメディ色が強くなりましたが、個人的には、原作はもうちょいシニカルだったり、熱かったりした印象があって、そういう演出の方が本作には合っているかなとは思ってました。
あと、微妙に怖い女感が漂う天使の南波瑞穂は、結構好きキャラクターです♪
{/netabare}
【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
ん? 大分前に原作読んだけど、こんな始まり方だっけ? こんなにコメディ要素強かったかな? もっと熱い感じ+ニヒルな笑いってイメージだったけど、自分の気のせいかもしれない。
2話目 ☆3
身長が伸びるのは、アニメ的で面白い。
3話目 ☆4
みずほちゃん、マジ天使だよな(笑)
4話目 ☆4
亀に突っ込ませんなや(笑) 尾崎放哉(笑) ラジオ、すげぇ金かかるな。後半は、別に嬉しくない(笑)
5話目 ☆5
いや~、聞かせるな~。ここは、漫画よりアニメの方が良いな、流石に。少し作画怪しい? 横顔とか、平面的だな。まあ、それで評価下げるようなアニメじゃないけど。
6話目 ☆3
言われてない(笑) 助走だな。
7話目 ☆4
ピーカーブースタイル(笑) 青姦にはぴったり(笑) 本当に死体、なわけないよな。
8話目 ☆3
ミナレ、ちょろい(笑) ミナレ、凄い腹筋(笑)
9話目 ☆3
三國志(笑) 繋ぎって感じだな。
10話目 ☆4
どんなドラマだよ(笑) 後悔したことを後悔はしていない。包丁が備前長船を超える(笑)
11話目 ☆
12話目 ☆5
中原くん、ダメだな~(笑) なんかちゃんと仕事してた(笑) アニオリっぽい?
{/netabare}