剣道部 さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
金田一京介も石川啄木も、我が郷里岩手の代表的県人だが、だからといってアニメの評価では贔屓しない(笑)
[文量→中盛り・内容→酷評系]
【総括】
金田一京介、石川啄木が探偵として事件を解決するという探偵モノ。
また、文豪達がなんかワチャワチャと楽しそうに絡んでいました。
う~ん、不愉快な感じもなかったけど、特に面白いと思えるところもなかったかな。
《以下ネタバレ》
【視聴断念(7話まで)】
{netabare}
ど~~にも、推理が面白くなかったな。
例えば、遊女の殺人の謎解きが、「利き手が逆」って、手垢つきすぎて逆に驚いた。
そんな感じで、どの推理を観ても、面白さがなかった。
この場合の「面白さ」とは、「謎解きの知的な面白さ」と「解決のエンタメ的な面白さ」があるが、その両方が面白くなかった感じ。
というか、私の中で一番打率低いのが、ミステリーな気がしてきた。面白いミステリーアニメって、あんまり記憶にない。
また、「文豪がイケメンになって仲良くしてる」みたいなのも、なんか苦手だと思えてきた。
というこで、何においても楽しめませんでした。あ、7話は多少面白かったです。稼いだ500円を、ドッキリに全部使っちゃうってのは、なかなかよかったです。
{/netabare}
【余談~ あの啄木の日記、有名なやつですねw ~】
{netabare}
2話に出てきた啄木の日記には、有名なエピソードがありますねw
啄木は、自分の生活を、ローマ字を使って日記に書いていました。彼は病床に伏し、妻に言います。
「この日記には、私の歌のアイディアが書いてある。誰かに盗まれないように、あえてローマ字で書いている。もし、私がこのまま死んでしまったら、これは燃やすように」
果たして彼は、若くして亡くなってしまいました。
しかし妻は、「愛する夫が遺した日記。とても燃やせません。私にはローマ字は読めないけれど、親友のあの方にだったら」
と、金田一京介にその日記を渡します。
果たしてそこにあったのは、詩のアイディアなどではなく、啄木の「風俗日記」「浮気日記」でした。
それがまさか、後の世に公開され、本にまでなるなんて、流石の啄木も想像しなかったでしょう(笑)
余談の余談ですが、啄木の妻、節子は、本当はローマ字が読めたという説もありますよね。外国人から英語を習い、教師もやっていた才女なので。
よって件の日記は、「散々に振り回された、節子のリベンジ」という話もあるんですよね(その風俗に行く金を貸し、一緒に風俗遊びをしていたのが、金田一京介ですから)。真相は、「藪の中」ですが(笑)
ちなみに、私は啄木をカスだと思っていますが、啄木の作品をカスだとは思ってなくて、芸術作品というのは、作者の人間性と切り離して評価するものだと思ってなくているので。
てゆうか、「普通の人間には、普通の物語しか書けない」「異常な人間だから、異常な物語を書ける」という考え方もあるわけですしね。
{/netabare}
【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
岩手県人二人だな(笑) 啄木の歌が散見。鴎外まで。別に捜査は面白くない(笑)
2話目 ☆2
まあ、実際は京介も啄木と一緒に遊女のところに行ってヤってるけどな。啄木の、女遊び日記だね(笑) まあ、嘘をつかず、京介を助けるためだよな。クレジットで分かったけど、朔太郎かよ(笑)
3話目 ☆2
朔太郎の推理、やべぇな(笑) 童貞には甲斐性がない(笑) 今度は芥川。藪の中ネタか。今度は、乱歩。いよいよ本物じゃねぇか(笑) 右利き、左利きという、めちゃんこ古典的な推理。
4話目 ☆
5話目 ☆
6話目 ☆2
牧水は結構好きだな~。なんだろう。全く面白くないな(笑)
7話目 ☆3
友情の話。稼いだ500円を、ドッキリに全部使っちゃうってのは、なかなかよかった。伏線が効いていたし、初めてちょっと面白かったかな。
8話目 ☆
9話目 ☆
10話目 ☆
11話目 ☆
12話目 ☆
{/netabare}