ISSA さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
舞い上がれ♪咲く花びら♪つかまえて♪夢のかけら♪君が願う未来へと♪漕ぎだして
原作者:久米田康治「さようなら絶望先生」「じょしらく」
連載誌:月刊少年マガジン
登場人物
後藤可久士:神谷浩史
後藤姫:高橋季依
志治仰:八代拓
芥子駆:村瀬歩
筧亜美:佐倉綾音
墨田羅砂:安野希世乃
六条一子:内田真礼
千田奈留:逢田梨香子
汐越洋:古城門志帆
城路久美:原由実
4話まで視聴
父と娘の日常を描いたハートフルコメディ、父娘パートでは心地いいハートフル、それ以外ではコメディ要素が強いのかな。
この手の日常系にしては登場人物が多いのにキャラ立ちが良いので、誰だっけ?が無いですね。
OP「ちいさな日々」:flumpool
ED「君は天然色」:大瀧詠一
このアニメのもうひとつ特徴がOPED曲が抜群に良いです。
OP曲flumpoolさんらしい爽やかで聞きやすいのに歌詞も良いですね。
ED曲の君は天然色、1981年作品とは気付かないポップで明るい楽曲。
EDシーンの映像が曲以上に大瀧詠一ですね、君は天然色を収録してるアルバム「ロングバケーション」ジャケットを彷彿とさせる、夏をイメージするポップで色鮮やか。
ここ数年のアニメ作品の中でも抜群にいいエンディング映像。
視聴完了
ハートフルコメディで過去話のA+Bパートと現代でちょっと不穏なCパート、この二部構成が素晴らしい。
A+Bパートのハートフルコメディではガツガツ笑いに走るのでは無く父と娘のハートフルな部分を残した「さじ」加減が丁度いい塩梅。
Cパートは不穏だけど続きを視聴したくなる引きの良さ。
A+Bパートが表ならCパートが裏のカードをめくる感じ。
最終回でCパートの裏面の答え合わせを用意して視聴者の満足度も高いはずです。
声優さんでは神谷浩史さん「言葉の間」の使い方が上手いので笑えます。
高橋李依さんは小学生と高校生の微妙な違いを上手く演じてる、やはりこの二人がベストなキャスティング。
ED曲の君は天然色、作詞した松本隆さん他の方もレビューしてますが…
妹さんが亡くなった時の心情が綴られています「想いではモノクローム」「色をつけてくれ」
ポップで夏を感じさせる歌だけど松本隆さんの心情を知ってしまうと別の歌に聞こえる「表と裏」のある楽曲。
「表と裏」のある視聴者を楽しませる凄くいいアニメだったと思います。
秋アニメがまだ終了してないけど、20年度で個人的に一番良かったのがコレだったかな。
ハートフルな題材と笑いで誰にでもお勧め出来る所がポイント。