HAKU さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ピアノが弾きたくなる!
そんな妄想をしながら寝た日が何度あったことか・・・(笑)
全然弾けないんですけどね(笑)
ピアニストなどの音楽家をテーマにしたアニメは定期的にあります。
僕はそういった作品、結構好きなのでついつい観てしまうのですが、その中でもこの作品は大好きです!
大体、アニメは3話が一つの山場です。
3話まで面白かったり、面白くなったいったりすると、そのあとも大体面白くなります。
四月は君の嘘もそう。
3話までで、ヒロインの明るさ、技量、主人公の様子など、丁寧に描いています。
主人公は心に影があり、ヒロインは太陽のような人。
そんな対照的な2人が物語をどう展開していくんだろうと引き付けられます。
そして、3話が一つの転換期となるのです。
主人公が1歩前に進むきっかけ。
BGMも、ヒロインの顔も、主人公が影から日向に歩き出す演出も、どれもぐっとくるんですよね。
物語の前半は、そんな太陽みたいなヒロインに引っ張れるようにピアニストとして成長していく主人公を描いていきます。
でも、後半は少し暗めの展開になります。
正直、この暗い展開は好きではありません。
結末もハッピーエンドとは言えません。
僕の中では、どうしてこんな結末にしたんだ!って憤慨している部分が今でもあります。
欲を言えば、 {netabare}せっかく手術をすると決意したのだったら、成功してほしかったです。死んでしまうなんてあんまりです。ヒロインが死んでしまうからこその感動があるのも分かります。ヒロインの手紙なんて泣けますからね。でもさ、どんなにぬるくなったとしても、やっぱりハッピーエンドがいいんです。死んでほしくないんです!{/netabare}という一視聴者としてのわがままは置いておくとして・・・
それを補って余りある、登場人物の魅力、作画やBGMの良さ、気になる展開などなどあり、この作品を好きであることに変わりはありません。
こうやってレビューを書いている時も、ついつい3話を観て、最終話を観ちゃうのです。
凪ちゃんのところも好きなので、それはまたゲームをしてる時のBGMで流しながら感慨にふけろうかと思います!(笑)