やまげん さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
考察は苦手
連続殺人犯を捕まえるために捜査する検察・警察の話だが、殺人犯の殺害方法がとにかく残酷なので陰鬱な気持ちになってしまい、途中で心が折れかけた。
設定が小難しい上に、考察が必要なアニメは苦手なので、理解できてないところもあると思うが、ちょっと気になったのは以下の点。
イドに入った者はカエルちゃんの死体を見ることで、自分が〇井戸であること、名探偵であること、かえるちゃんの死の真相を探らなければならないことを思い出すという設定になっている。
しかし、なぜ本来の記憶をイド内に持ち込めないのだろう?
きっとイド内に記憶を持ち込むとイドの持ち主の人格と干渉したりするからなのかなと勝手に思っていたが、終盤では、わりとあっさりと名探偵たちがイド内で本来の記憶を思い出していて、今までの設定はなんやねんという気になった。
あと、ジョン・ウォーカーが飛鳥井木記の能力を利用して連続殺人鬼を作り上げたという設定だったけど、具体的にはどうやって彼ら・彼女らを連続殺人鬼に仕立て上げたのか、いまいち想像できなかった。夢の中で一人一人に「You Can Do It!!」などと説得したのだろうか。
いろいろ気になった点はあるけど、一応ジョン・ウォーカー事件の決着ということでひとまず事件は片付いたし、次の話を見たいと思わせるだけの魅力はあったと思う。
飛鳥井木記に関しては、今は殺す以外の方法で救うことができないけど、救うための手段を探すと約束して終わるという結論で、解決にはなっていないけど、そこは全く気にならなかった。