タック二階堂 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
俺が俺が、の自己評価が高すぎ主人公。
詳細は公式でも。
言うまでもなく、野球アニメの人気作です。
どえらい長さなので、こういうタイミングでじっくり
ゆっくり観ていこうかなって感じですわ。
でまあ、2クールぐらい観終えたところで、いったん
の感想をば。
いやあ、なんというか。
「おお振り」の主人公は、ちょっとした自●症で、
吃音のしゃべれない人でしたが、それでいてエース
という座にこだわりがあり、それが周りとの齟齬を
引き起こすというものでした。
こちらは、エースの座へのこだわりは同じですが、
とにかく自己顕示欲が強く、自己評価が高い「俺が
俺が」タイプの性格。
このウザさを、どこまで我慢できるか。
そういう意味では、まあ高校野球というモチーフ
なので当然ではありますが「おお振り」に酷似。
ま、こっちのほうが先なので、向こうが、ね。
ま、うん。面白いんですけどね。
主人公・沢村栄純のキャラをどこまで許容できるか、
でしょうかね。
=====第75話視聴後、感想です。
いやあ、長いのなんの…
この1期は夏大の決勝で稲実に負けるところまで。
「おお振り」同様に、とにかくストレスが溜まり、
壁をガシガシ殴りながらの視聴でした。
{netabare}
まず沢村。とにかく自己評価が高く、俺がエースに
なるだの、降谷に代われだの。そして挙句の果てに
相手打者の頭部にデッドボールを当て、そこから
崩れてサヨナラ負け。
マウンドではぎゃあぎゃあ喚く。おーしおしおしと
騒ぐ。投手が自己中というのを描きたいのでしょう
けど、不愉快極まりない主人公でした。
次に降谷。実力は折り紙付きの怪物エース。
ただ、人の言うことは聞かないわ、とにかく力み
まくってストライク入らないわ、ムラが大きい。
言うことを聞かないもんだから、御幸のリードを
無視して痛打を浴びることも。
ただまあ、このぐらいのわがままな高校生は、いる
にはいるんだろうなと。
{/netabare}
また、後半になるにつれ気になったのが、アバンの
長さ。前回の振り返りなんですが、そんなところ
まで戻す?って感じ。トータルで50話ぐらいには
減らせたんじゃないのかね。
「キャプテン翼」みたいに、1人の打者との対決で
1週使うこともザラ。それに、これはActIIまで
通じてですが、キャラの回想を入れすぎ。
あ、もう、SECOND SEASONもActIIも一緒なので
書きますが、いくらなんでも親善試合に来た
アメリカの高校生の回想は要らんでしょ。
キャラ立てという意味ではしっかりしているの
ですが、どう考えてもモブの回想まで入れる意味は
ないかなって気がしますね。
というわけで、1期75話、2期51話、3期52話。
よほど暇な方は、この自粛期間に観るというのも
ありかもしれないですね。
適度に飛ばし飛ばしでもいいかもしれないですし。