ハウトゥーバトル さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
やはりガンダム
なぜ今なのか、それは簡単な理由です。忘 れ て た。他にも忘れてる作品は多数ございますが。てことなのでほぼうろ覚えです。一応話の流れも覚えてますし、手元に本があるのでそれでなんとかなりますが
序盤 あぁ
中盤 おぅ..
終盤 はぁ
この話は増えすぎた人口を宇宙にあげたら宇宙と地球で宇宙規模の喧嘩をし始めた話
ジャンルはロボット・主人公最強・戦争
まず私はリアタイ勢ではありません。しかも0083を見た後です。0083でガンダムというものを知った私は再放送だかレンタルだか忘れましたが見ました
さて話を戻し、この作品についてですが主人公最強ですが主人公は超一般人です。闘いは嫌いですし、褒められれば調子にも乗るし、愚痴はいいまくるし。本当にただただガンダムをうまく使いこなせる一般人、なんなら学生です。そしてコロッと死にます。ロマンチックな死に方もドラマチックな最後の逆転もありません。いつも突然死にます。そういう観点ではかなりリアルかもしれませんね。
さて内容です。1979ねんアニメですが今放送しても恥ずかしくないくらいちゃんと作りこまれています。序盤の導入は急展開さが出ています。戦争の唐突さなどを表現していてかなり良い感じです。そこから色々なトラブルや機体が出てきます。中盤といって一番に思いつくのはやはりジャブロー戦のときですが、展開はガンダムですね。人は死にますし、自分が死なないように敵を撃ちますし、爆弾で人の命を無くそうともします。主人公はあくまでただの一般人だったわけですし、ほかの仲間も強いことに変わりありませんが死なないわけじゃありませんし。終盤は決戦という感じです。最終的にこの作品は一年戦争として歴史にのこるわけですから、一応最終局面ではあります。最終場面にも関わらず戦争は激化し、人は死に星は散り、夢は消えます。それでもラストシーンではうまく着地していました。全体的に唐突さというものを意識したのかな、という印象です。もちろん出会ってからすぐ死ぬというキャラがすべてではありません。しかし昨日まで、数時間前まで、数分前、数秒前まで、普通に会話していた仲間や恋人が今はいない。もう戻ってこない、という戦争。どちらの軍が明確に悪いわけでも撃った兵士が悪いわけでも守れなかった兵士が悪いわけでもありません。両軍とも正しく加害者被害者の主張もわかります。そういう誰も悪くない戦場で仲間を殺された人は誰を恨めばいいのでしょう。そんな理不尽さもこの作品に含んでいるのかな、と考えていました。
ただ単純に「戦争は悪いものだからやめよう」と言って終わらない現実を直視できるような人は少ないでしょうが、それが私達の取るべき行動なのではないでしょうか
原作は富野喜幸さんと矢立肇(サンライズオリジナル作品の際に使う名義)。
キャラデザ・総作監は安彦良和さん。
メカデザは大河原邦男さん。
劇伴は渡辺岳夫さんと松山祐士さん。
アニメ制作はサンライズさん。今やガンダム関連のアニメ全般を担当していますよね。ロボットといったらサンライズみたいなところありますしね
よく作画崩壊とか言われますが1979ねんアニメ、こんなもんですよ。なんなら48話もあのクオリティを保てる時点ですごいんです。
opは井荻麟さん作詞、渡辺岳夫さん作曲、松山祐士さん編曲、池田鴻さん歌唱の「翔べ! ガンダム」
edも井荻麟さん作詞、渡辺岳夫さん作曲、松山祐士さん編曲、池田鴻さん歌唱の「永遠にアムロ」
総合評価 見たほうがよい戦争