ローズ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
魅せるプロレス
動物が大好きな覆面プロレスラーの正体、柴田源蔵。
姫によって異世界へと召喚されるが、姫を攻撃して逃げてしまった。
プロレスラーといっても多く存在。
古くは力道山、馬場・猪木、鶴田・天龍・長州・藤波などなど、イメージするレスラーは違います。
最近はオカダ・中邑・棚橋・潮崎・諏訪魔・宮原あたりが現役バリバリ。
覆面レスラーも多数。
デストロイヤー、マスカラス兄弟、タイガーマスク、ライガーあたりが有名かなぁ。
ケモナーマスクというリングネームだったらタイガーマスクは抑えておくべきです。
主人公のケモナーマスクこと柴田源蔵。
魔獣退治を請け負い報奨金を稼ぎます。
さらに、その魔獣を飼いならしペットショップを開店させようと準備。
プロレスラーが強い事は認めますが、魔獣をペットとして扱う。
普通の動物好きだけで片付けられない問題です。
動物に対する愛情は本物。
何故かムツゴロウさんを思い出してしまうのは私だけかな^^;
大飯食らいの花子、花子の側近のカーミラ。
源蔵の元で自由な生活をしています。
家計を支えているのは狼人のシグレのみ。
借金から救ってもらった恩があるとはいえ、中々できる事ではありません。
貴重な落とし物を拾うのが特技。
その落とし物を売ってお金を稼ぎます。
主従はハッキリとしていますが、ダメな人について行ってしまったのが苦労の始まり。
楽しそうな生活ですが、お金が無いと生きていけません。
動物に対する愛情とプロレスラーとしての強さ。
ギャップを楽しむ作品です。
まあ、コメディですよね。
笑えるかどうかはプロレスに対する認識の違い。
プロレスにも種類が様々。
女子・ミゼット(小人)・U系などなど……
安心安全の笑えるショープロレス(?)もあるので、構える必要はありません。
リングの中では弱肉強食。
勝った者が称賛を受けます。
強さを求める日本のプロレス。
マイクパフォーマンスなどを含めたドラマを魅せるアメリカのプロレス。
多少の差異はありますが、全て許されるのがプロレスの醍醐味。
「八百長でしょう」などと言うのは無粋というもの。
私は総合芸術だと考えています。
終盤にはプロレスの団体戦。
分かりやすく例えるなら団体の対抗戦でしょうか。
少し昔の日本のプロレスを想像して下さい。
新日本・闘魂三銃士VS全日本・四天王。
文字を読むだけでもワクワクしませんか?
見ている人を魅了する技術。
自分の代わりに戦ってくれる強さの持ち主。
プロレスラーは色々な想いを背負ってリングに上がります。
アカン、プロレスの話題なので熱くなってしまいました><
本作品に対して好きか嫌いかハッキリと別れると思います。
決着はリングの上で!
{netabare}皆さん、ご唱和下さい。
{netabare} 1! {netabare} 2! {netabare} 3! {netabare} ダーーー!{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}