O.Y さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
何度見ても良いアニメ…![96.4点](暫定2位)
このアニメを初めて見たのは半年前くらいで一時このアニメに対する熱は冷めていましたが、最近2周目をしてまたハマってしまいました(笑)。作画・挿入歌・キャラ・演出・そしてストーリーとどれを取ってもなかなか完成度は高いのでまだ見た事がない方は是非見てくださいね。それでは感想をじっくり書いていきます。
まずはネタバレを含まない範囲内で簡単に。
基本情報から。このアニメは2クールアニメで全26話構成となっています。2013年10月から2014年4月まで放送。ジャンルは青春&恋愛でいいでしょう。ラブコメ?って言われるとちょっと違いますね。若干ファンタジー要素もありです。後半になる程恋愛要素が強くなっていきますね。もちろん笑い有りのアニメですが、シリアスシーンも多めです。
掴みはそこまで良くなかったですが、見れば見るほど引き込まれるアニメだと思いました。ストーリー構成に関しては素晴らしいの一言に尽きます。これに関しては下のネタバレを含んだ感想で詳しく書こうと思います。そしてキャラもとても良かったですし声優のハマり方も抜群でした。まあ見終わった際の評価が推しキャラによっては変わってくるとは思いますが…。みんな根は良いキャラで不快感を感じることはありませんでした。(まあ大抵1つのアニメに1人くらい嫌なキャラっているものかな)
今となっては放送から6年程経っていますが、かなり作画は良いですね。流石P.A.WORKS!(本作品のアニメ制作会社)と言いたいところです。このアニメは海の世界と陸の世界の関係性をうま〜くストーリーに組み込んでいて色々考えさせられるシーンもあります。各所の演出もいいですね。この海の世界が本当に綺麗で、このアニメ見ると海に行きたくなるんですよねー。その観点からであれば夏に見るのをオススメします!
声優はかなり豪華だった!と言ってもいいでしょう。主人公の先島光を演じた花江夏樹さん。最近大ヒットした「鬼滅の刃」では主人公のを演じていた声優さんです。自分の中では暫定総合3位の「四月は君の嘘」の主人公の有馬公正などが印象に残っていますね。
主題歌は良曲パレードです。特に気に入っているのは、OP1の「lull〜そして僕らは〜」ですね。前半クールの青春劇にピッタリだと思います。綺麗で透き通った海も感じさせてくれる曲ですね。他にOP2の「ebb and flow」、ED1の「アクアテラリウム」、ED2の「三つ葉の結び目」と良曲が並びます。あとはPV映像の挿入歌の「凪-Nagi-」も良いですね。YouTubeにて公式チャンネルでFullの動画がありますので、もう一度聞いてみるのも良いですよ!
ではここからはネタバレ有りですので、まだ見てない人は気をつけてね!
{netabare} 本作品で1番良かったのは上でも書きましたが、2クール内でのアニメの見せ方ですね。このシナリオ考えた人天才です(断言)。そしておふねひきや海の世界の人々の冬眠など物語中の随所にイベントなる存在があり、見ていて退屈する事がなかった。特に海の人々の冬眠は物語をさらに複雑にするポイントとなる事例で、これにより同い年だったはずの主要キャラクターを後半クールでまた違った視点で見ることができる。このアニメは後半の展開が凄いとよく言われます。もちろん後半の展開は圧巻でしたし、見ていて鳥肌が立つ事もしばしばありました。しかし、それは前半の何気ない青春物語に数々の伏線が散りばめられていて、それによって後半が際立つというものだと思います。だから見る度に「やっぱりこのアニメ良いなあ」と感じてしまうわけです。個人的には美海に報われて欲しいという思いがありましたがね(笑)。
上で少しキャラについてはふれましたが、推しは誰かと言うとちさきです。前半は可愛いというイメージがありますが、後半なんかかなり大人びてちょっとエr…いえ何でもないです。あの団地妻感良いですね。これをきっかけにちさきの声を担当している茅野愛衣さんのファンにもなりました。茅野さんは全体的に神アニメには多く出演しているイメージがありますので、気になった方は声優から作品に入るというのもアリだと思いますよ!{/netabare}
続きはまた後日に書こうと思います。久しぶりの投稿でしたが、また色々な記事の更新始めますのでよろしくお願いします。