キムキム さんの感想・評価

4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

メモ

そもそもそんなに考えてみる作品ではない（、、、と思う）
BGMを含めた演出で緊張感と恐怖心を覚え、
話のなかで焦点の当てられる疑問を心の中に沿え、
{netabare}あれ、鳴ちゃんかわいい。てか、鳴ちゃんブヒィーと言いつつ、{/netabare}
エピソードのハラハラドキドキな終盤を迎える。
んで、観終わったあとに心地のよい溜息とともに心にぽっかり穴をあけられたような、これはなにものにも埋められないのでは、と錯覚してしまうような喪失感にかられる（←これは自分がそのアニメを評価する基準だったり）。

先に自分の思ってることを要約してしまったけど、見入りやすい演出がなされてて最後までの運びもよかったと思う。
これは、日本の最近のホラー映画とかでは常套手段のような気もしますが、恐怖心を煽るような緊張感のあるBGMで視聴者に視覚だけでは出せない分の雰囲気を上手に出しています。
原作との相違点もありますが、映像化がそもそも難しい内容だと思うのでこれでいいかと。
原作との多きな違いは違いが、オリジナル回（水着回）なんですけど{netabare}視聴者に鳴ちゃんを愛でさせて終盤により、鳴ちゃんがクラスメイトから狙われる際にハラハラドキドキできるようにするために{/netabare}意味のある回であると自分は思いました。
それといろんなところまで丁寧につくられていて、観終わってなお驚かされます。