カミタマン さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
作品の出来に対して知名度低すぎかも… 生存戦略しませんか?
原作 星野リリィ
監督 今千秋
シリーズ構成 岡田磨理
声優陣や各話の絵コンテ,演出,作画陣も自分的に聞いたことがある人がいっぱいです。
設定は明治時代(服がハイカラさんぽいので大正かも?)っぽい日本で人間と妖人,半妖が暮らす世界,人間が多数派で妖人や半妖に差別がある,直近に見た「ソマリ森の神様」と逆の感じの世界設定
簡単に言うと前半は日常系,ここでそれぞれのキャラを掘り下げて紹介しています。妖人省の各組(チーム)のラブコメ展開,中でもざくろのツンデレと景のヘタレ具合がいい味を出しています。
後半は,シリアス展開
作中の♪わたしゃー花か,蝶々か,鬼かぁ~・・・♪がけっこう癖になります
EDが妖人省の各組毎の3パターンが有ってそれぞれの曲とイラストもなかなかいい感じです。
期待以上に面白かったです,欲を言えば2クールくらいはほしかった気もします。全体的にやや駆け足気味の印象,逆にそのせいでテンポの良さが出ているとは思いますが…
なぜこんなに,知名度が低い?タイトルのせいかな?初回の放送枠のせいかな?両方かw
リアルタイムでの放送局が少なく,間もなく,東日本大震災が起こり埋もれて(物理的な意味ではなく・・・人々の記憶から)その後タイトルからなんとなくスルーされているといった感じでしょうか?
評価低い要素一つ思いつきました!半妖の耳が耳に見えないことです!頭に突起があるようにしか見えない,「狼と香辛料」のホロのように耳っぽかったらもっと評価されていた気がします(笑)