HAKU さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
もう少しどうにかならなかったのか
作画がしっかりしているから観ようと思い、視聴しました。
設定はありきたりで、異世界ダンジョンもので、主人公は指示するだけのようです。
主人公は最初ニートだったのを、幼馴染のヒロインが社長に抜擢します。
その理由は先代社長の子どもということ、前々から社長に向いていると思ったことなどがありましたが、それも浅いなぁと思っていました。3話でそれだけではないということが分かりますが・・・観ていると寒くなります。
1話で、「諦めたら・・・」という某バスケ漫画の名言を簡単にパクるのですが、転生物でもなく、ネタを知らない人たちにするという場面がよく分かりません。
視聴者に向けて?とも思いましたが、面白くもない場面で唐突に使われるのは腹が立つだけです。
後々あるキャラクターから、経営指南書?だかなんだかの読みすぎというセリフから、転生したわけではない主人公がそのセリフを言えたのは、そこから引用したのだろうと考えられますが、それにしても面白くないだけです。
社長に就任するためにモンスター討伐をすることになりますが、そこまで深いダンジョンではないところで出会うモンスター(討伐対象)に社員は苦戦します。
社長の思い付きで討伐することができるのですが・・・では、先代社長の時はどうしていたのでしょう。
社長の思い付きも、答えありきのものだったので、違和感しかありませんでした。
2話ではクイズが始まるのですが、このクイズが分からない人が社長って・・・とあきれてしまう人も多いのではないしょうか。
特に、働いたことがあるのなら、「ホウレンソウ」は常識だろうと思うのですが・・・。
ちょっと計算が早かったのを見て、別のパーティの一味が何かに感づきます。
そんなにすごいことしてないのですが・・・馬鹿にしているのだと思っていましたが、3話の最後まで観ていて驚きました。
どうやら主人公の前職は大きな会社だったようです。
3話にもボス的な敵を主人公の考えで倒すことができるのですが、
主人公「Aは〇を、Bは×を死角から攻撃して」
A・B「死角!?」
AとBは(仲間の援護もありながら)簡単に背後に回ります。
背後に回れるなら、もっと違った立ち回りができたでしょうと思えてしまいます。
ちなみに、そのあとは謎の理由で勝利を勝ち取ります。
いい点は作画です。
ただ、表情の変化が合っていないところが多く、感情移入はできません。
たとえば、3話で勝負を持ち掛けられて、受けてたつシーン。
負けるのが怖いという言葉に怒って、そのあと不敵に笑って別れます。
主人公にいいの?って言われると、いきなりシリアス(?)になって、悔しくないの?家族を馬鹿にされたんだよ?という・・・
表情が変わるタイミングとか、そもそもの表情とかが合っていなくて視聴者を置いてきぼりにしていきます。
いい点として書こうとしたんですけど、悪い点に・・・!
長々と書いてしまいましたが、もう少しどうにかならなかったのだろうかと思ってしまいます。
3話まで頑張って観ましたが、この後はもう観ないと思います。