でこぽん さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
なでしこが教わるキャンプの楽しさと、リンが教わるキャンプの楽しさ
キャンプの楽しさがわかるほのぼのとした物語です。
BGMが心地よく響きわたり、とても心がくつろげます。
志摩 リン(しま リン)は人と話すことが苦手で、一人キャンプを楽しむ女の子。
リンはある夜、寒さに震えていた各務原 なでしこ(かがみはら なでしこ)を助けます。
なでしこはいつも笑顔で明るい女の子。彼女は浜松から山梨に引っ越してきたばかりで、夜の寒さがわかってませんでした。
リンはたき火を起こし、カップ麺をなでしこに与えます。
なでしこは、実に美味しそうにカップ麺を食べます。おそらく寒さに凍えていた体にとって最高のごちそうだったのでしょう。
そして、その夜にリンから教えてもらった富士山の景色のすばらしさに感動します。
リンの影響でキャンプが大好きになったなでしこは、野外活動サークルに入部します。
そして仲間と共にキャンプを楽しむのでした。
人と話すのが苦手なリンも、なでしことならばキャンプを楽しむことができるようになりました。
そして…
いつのまにかリンは、なでしこの仲間とも一緒にキャンプができるようになるのです。
リンはキャンプの名人です。なでしこはリンから多くのことを学びます。
それに対してなでしこはキャンプの初心者です。ですがリンはなでしこから今まで気づかなかったキャンプの楽しさを知らず知らずのうちに学びます。
リンが教えてくれたキャンプの楽しさは、景色を眺めること、自然を間近で楽しむこと、自然の中で食事を楽しむこと…etc。
そしてなでしこが教えてくれたキャンプの楽しさは、仲間と一緒に食事すること、仲間と一緒に過ごすこと、仲間と一緒に夜遅くまで語り合うこと…etc。
二人はまったく違う性格ですが、最高の友達です。
また、犬山 あおい(いぬやま あおい)ののんびりとした関西弁や、斉藤 恵那(さいとう えな)の上手な気配りは、なでしことは違った独特の癒しを感じます。
そして佐々木 恵梨さんが歌うエンディングの「ふゆびより」は最高に癒しの曲でした。