ローズ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
最初の仕掛けで気づくかな?
デ「俺TUEEE。
なろう系作品の特徴の1つです。
本作品の大本は なろう作品。
多くの作品は、『俺TUEEE』展開を批判されます。
しかし、本作品は そんなに悪い評判は聞きません。
むしろ、高評価です。
何故、人気があるのだろう?と考えてみました。
でた答えは……{netabare}アインズが異形である事。{/netabare}
(私見です。)
手羽先やケンタッキーなどで骨に触れる事は多いです。
普通の骨だったら、そんなに忌避感は無いでしょう。
{netabare}しかし、頭蓋骨は別。
人間の骸骨は類似するには猿の仲間くらい。
目にする事は少ないです。
人間の頭蓋骨=死のイメージ。{/netabare}
死が間近になっても認めたくないのは動物の本能。
勿論、人間も例外ではありません。
アインズの外見は理科室にある骨格標本の大きいサイズかな。
冒険者モモンは漆黒の甲冑姿。
視聴者には人間らしさを目視できないように工夫しています。
主人公に感情移入したいのですが、外見で拒んでいます。
徹底した情報管理。
意図的なのでしょうね。
感情移入しやすい人型。
アインズでは不可能です。
セバスチャンは、ガタイは良いですが白髪。
白髪は歳を取った印象に。
中々、若い人には自己投影しづらいです。
悉く人間を下等生物扱い。
当然でしょうね。
アインズは死者代表のようなもの。
生きている人間に価値を与えません。
これで視聴者側が自己投影できる人物を無くす事に。
徹底していました。
終盤の戦い。
アンデッドの力を誇示する結果となります。
表舞台に立ったアインズ一行。
これからも人間を駆逐するでしょう。
『俺TUEEE』という結果となった内容でした……・・・・・
{netabare}・・・・・……のような事を下等な人間であるローズがレビューすると予想されます。
どのように対処いたしましょうか?」
ア「そのような者は捨て置け。何の障害にもならんからな。」
デ「ハハッ。流石は至高の御方のまとめ役であらせられるアインズ様。」
発言者
ア……アインズ
デ……デミウルゴス
{/netabare}
2020年4月25日 初投稿
2020年5月7日 指摘された間違いを修正