たい焼き さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
もしもこれを人の世界に例えたならば?
レゴシ(肉食獣)とハル(草食獣)が付き合うのを人の世界で、もし例えるなら日本人と外国人のような形になるのかもしれない。しかし、そこには言葉の壁、人種、宗教、多様な価値観が存在してくる。でも、彼ら彼女らの世界ではもっとシンプルに”肉食獣"か"草食獣"かで判断されてる場面が多かった。
もしかしたら、そこにも宗教やらは関係あるかもしれないがそれはあまり語られてなかったので置いておく。ハルとレゴシはその事に最初は葛藤や焦り、諦めの感情やピンチを乗り越えて、かつ、さっき言った壁すら乗り越えようとして、愛し合おうとする場面に心強く打たれた。特に、レゴシが命かけてまでハル救おうと必死になる場面は迫力があった。その、ハルの前で本能剥き出しのレゴシを見てもハルが受け入れるシーンはさらに胸の高まった。
きっと人がこのシーンをやっていたなら、そこまで歓喜はしなかった。レゴシとハルと言う異なる種類の獣だったからこそ、心打たれた。
アニメでは多くはわからなかったが、原作を購入してよりビースターズの世界に浸ろうと思います。