まつまつ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
全ての登場キャラに惚れる
原作はかなり以前に読んだのでうっすらとしか覚えていないが、歴代ジョジョ作品を手掛けているDavid Productionだけあり、原作へのリスペクトを感じられた作品だった。
ジョジョシリーズどの作品も好きだが、個人的には黄金の風がナンバーワンだと感じる。
ブチャラティチームも暗殺者チームも登場人物がとにかく魅力的だった。
特にブチャラティはあの若さで部下を従える上司として素晴らしい。
ブチャラティのような上司がいてくれたら最高なのになと思ってしまう。
冷静な判断力を持ち、部下を守り、目的も果たすという実行力と信念が漢の中の漢としか言い様がない。
ミスタ、アバッキオ、ナランチャ、フーゴと心に深い傷を持った奴らの気持ちを受け入れ自分の部下にする寛大さと人望も持ち合わせている。
印象的なのはプロシュートとの闘いとセッコとの闘いは観ていて手に汗握る展開だった。
プロシュートも頭脳派で冷静な判断力を持ち合わせ、意外と部下を信頼している所もあり、敵にしておくのはもったいないと思わせる人物だった。
ジョルノも魅力的なんだが、スタンド能力がちょっとチートなのと、洞察力や判断力がずば抜けていて完璧過ぎるので、ブチャラティに感情移入してしまう。
ラストも敵も味方も総力戦で殆どが死んでしまうというハッピーエンドとは言い切れない結末。
スタンド能力によって相性があるので、敵との心理戦や駆け引きも面白い。
完全に作品の感想というよりはただただブチャラティ推しの文になってしまった・・・
個人的にはまさに名作な作品。