haiga さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
色々と不安だらけの現在ですが、とりあえずゆるキャン観て落ちつこ?
今観終わりました~~~
現代社会はストレス社会って言われます。
確かに人の社会はストレスを感じることばかりです。会社では納期やノルマにプレッシャーを感じながら、上司のパワハラ、同僚との人間関係。恋愛や結婚、子育てや老後の不安。学生さんは友人関係や成績、受験、就職活動、課題や宿題だったり。ひとつの障害をクリアしたらまたかならず何かしらの新たな障害が出てくる。
もし神様がいるのならば人には常にストレスを与え続けるような呪いを掛けてるんじゃないかとさえ思ってしまいます。
じゃあなんでストレスを感じるのか?人は感情に支配されている生き物です。
苛立ったり怒ったり笑ったり泣いたり。分析してみると、怒りの感情は「損をした」と思った時に感じるのではないかと思います。つまらない映画を観てお金を損したと思ったり、待たされて時間を損したと思ったり、お使いを頼んだのに期待しているものと違うものを買ってこられたり。じゃあ損したって思わなければ無敵じゃね!?
前置きが長くなりましたが、ゆるキャンです。
ゆるキャンのキャラ達はみんな全然怒らないんです。たしかに感情を出す時はありますが全然怒ってない。可愛く困ったなって感じだけで、他の子達がフォローするし、許すし、みんな全然気にしない。ゆる~くまったりと優しい時間が過ぎていきます。なぜなのか?
それは、日常と切り離されたキャンプが大好きだからです!!(強引に)
だってだって、キャンプって非効率の極みじゃないですか!ある意味自ら進んで損をしに行くわけです。
人間って効率化の為に発展してきたと思うんですよ。早く楽に移動したいから車で移動して、冷暖房完備、冷蔵庫作って食料保存して、最近はオール電化だったり。
でもでもキャンパー達はわざわざ寒い中テント建てて火を起こして、ブルブル震えて寝袋で寝たり、電波入らなくてスマホ使えなかったり時には野グソしたりして非日常空間に行くわけですよ。
富士山や湖眺めながら肉焼いて酒飲んで時々本でも読んだりして、うたた寝して、う~んプライスレス。
そこに惹かれる憧れるゥゥ~ってなもんですよ。
そりゃストレスてんこ盛りの俺も皆さんもみんなウットリと虜になりますよ。とりあえずカセットコンロと毛布にレジャーシートだけ車に積んでその辺の広場にキャンプ(もどき)に行きたくなるってもんですよ。
というわけでこの作品はとてつもない魅力と魔力を持った作品です(全然作品の事を書いていませんがwww)
ちなみに私はこの作品を観たために軽ワゴンとバーベキューセットや七輪、テントばっかり物色するようになってしまいました^_^;いつかキャンプにいったるぞ~~もちろん、ゆるキャンですけどね!
(この作品のキャンプは全然ゆるキャンじゃなくてガチ装備のガチキャンプだと思いますがw)