saitama さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 2.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
期待は裏切らなかった。安定のスタート…。12話まで視聴
1期の最高な感じから、大きく落ち込むことなく、クオリテイを維持してスタートした感じ。物語も面白いし、相変わらずの関係性が見ていて楽しい。
ただ、ラジオで言っていたほど、四宮かぐや含め神がかった感じはしないので、ちょっとラジオを聴きすぎて勝手に期待値が高すぎてしまったかもしれない。あと、かぐやのデレ感とか、1期と比較すると直接的過ぎるのと、ちょっと引っ張りすぎじゃないかな…。何事も蛇足は良くない。やりすぎないことを期待。
普通におもしろい。いきなり見ても良さが伝わらないので1期を見ることは必須かと。同時に1期を時間帯変えて再放送しちゃえばよかったのに。BS11とかなら事実上の全国放送で統一できるし、アベマを利用するのもあり。自分のような配信観賞組は関係ないけど、新規はまだテレビ経由やアベマ経由が多いはずなので、うまくマーケティング活用してほしいかな。
最後にDADDY! DADDY! DO!が流れていたけれど、やっぱりオープニング曲って感じはしない…。エンドロールにはすごくマッチしていた…。前作でせっかく記憶に残るインパクトあるOP曲を提供できたのだから、アメリカのドラマなどを見習ってオープニングは踏襲すべきだったかな。
まだ1話。この先を期待。ただ、1話を見終わったあとに1期を見返したのだが、断然1期の方が面白い…。なんだろう、いろいろと塩梅かな。うる星やつらとかも第三期は駄作だらけだったけど、あれもキャラ頼りすぎや、声優やりすぎ感で、楽しめる回が明らかに減っていたので…。蛇足ないまま、1期のような、駆け抜ける感じの、秀知院学園の面白さを保って欲しい。
ただ、現時点では1期は超えてない。まあ、映画でもなんでも、2気が1期を超えることは珍しい(ターミネーターとかランボーくらいか?)ので、1期のレベルを保ってくれれば大成功かと。
■2話視聴
やっぱりOPにDADDY! DADDY! DO!は違うなと実感。
でも、物語は安定の面白さ。
かぐやのキャラというか声が藤原とカブり気味になりつつあるのは気になった。
WEBラジオそのままの声という感じでもあるが…。
磨穿鉄硯、こんな難しい四字熟語。
たぶん、こうした機会以外では見る機会もなかったかも…笑
3話目に挿入されていた音楽は…GET WILD………から引っ張ったな…。
ED音楽は…評価しにくい。歌下手だし。スタジオで音を修正してこれは酷い…。
鈴木雅之のOP声聞いて、このED音楽は晒し者。キャスティングミスというか悪意。
これならOPは1期のラブ・ドラマティック、EDをDADDY! DADDY! DO! にすべき。
OPは映像だけ作り直せばいい。DADDY! DADDY! DO!は映像もED向きと思う。
本編自体は前作同様面白いのは、やはり原作と脚本がいいのだろう。
演出はちょっと過度になりつつある。
OPとEDが作品の勢いを止めてしまっている。
声優は評価挙げたけど、音楽は評価下げた。
声優陣がWEBラジオでいう、かぐやが神がかっているという印象は受けないが、
キャラと声に違和感が一切感じられないのは1期同様なので、
それはそれですごいと思う。なので声優陣は満点に。
一方、制作首脳陣には蛇足という言葉を贈りたい。
磨穿鉄硯を守れなかったのはまさかの制作側とは…。惜しいね。
■3話視聴
声優はマッチしている。物語も面白い。
音楽は…3本目の会長に会長と呼びたいと語りかけた瞬間、2話ではGET WILDパクリ。そして今回は東京ラブストーリーパクリ…。シーンには完璧にマッチしていたけれど、ちょっとパクリ具合が酷くない???
そしてOPはいつまでも馴染まない…。音楽を除けば、最高に面白い。
■6話まで視聴
原作は未読だけど、これ原作がかなり面白いのだろうと想像がつく。
それと、東京ラブストーリーやシティハンターなど、エンドロールには過去の名作にスペシャルサンクスを入れるべきかと…。
東京ラブストーリーの音楽演出まんま。東京ラブストーリーの音楽はレベル高かったんだなと再認識。
あ、アニメ自体はとても面白い。演出はあらゆる過去名作(実写ドラマ)のパクリだらけだけど、面白ければそれはそれでありかと…。
■8話まで視聴
普通に面白い。声優陣が各キャラクターに憑依しているかのように自然。
もし1期12話、2期と間をあけることなく、24〜26話で一気に、OPもラブ・ドラマティックのままで行けば、かなりの評判になったのでは…。アニメ界で評判なのと、一般を巻き込んでの評判はまったくの別物。鬼滅の刃とはいかなくとも、一般でも知られるアニメになった気がする…。
本当に面白いだけに、そこだけが本当に惜しい。
■12話まで視聴
2期は主人公2人以外の過去等に焦点を当てていたり、ギャグじゃない部分の感動にかなり配分がされていたと思う。原作があるので、原作に沿ったストーリーなのだろう。
原作は面白くてもアニメ化すると駄目な作品も多い中、逆に原作以上に原作の世界観をしっかり伝えるアニメだったと思う。なによりも声優陣が素晴らしい。技量どうこうではなく、あまりにも自然というか、物語にマッチしていて、ある種の奇蹟なのだろう。
音楽は結局80〜90年代のドラマ等々から様々のパクリだらけだったが、まあ、それはそれでひとつの策だと思う。実際、東京ラブストーリー丸パクリの音楽とかはクドイくらいのアニメにこそぴったりだし。ただ、やはり主題歌は1期をそのまま引き継ぎ、DADDY! DADDY! DO!をエンディングに持っていくべきだった。1話と12話でそれが完全に証明された感がある…。鈴木雅之がOPもEDも歌うというのは、ある種の禁じ手だが、それはそれで新境地だったろうに…。
SMEの相変わらずな拝金主義が透けたこと以外は基本すべてが素晴らしかった。