にゃん^^ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
文豪が探偵ってまた腐女子向け?って思ったら、わりとちゃんとしてて「舟を編む」に近い雰囲気かも?
公式のINTRODUCTION
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時は、明治の末――金欠に苦しむ天才歌人・石川啄木は、とある殺人事件をきっかけに下宿で探偵稼業を始めることに。その名も、「啄木鳥探偵處」。「浅草十二階の幽霊騒動」「雪降る夜に街を徘徊する人食い人形」……奇怪な事件に次々と首を突っ込む啄木の助手を務めるのは、同郷の先輩・金田一京助。文士仲間の野村胡堂、吉井勇、萩原朔太郎、若山牧水らを巻き込んで、人たらしの天才歌人・石川啄木が文明開化の東京を駆け抜ける!
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スタッフ{netabare}
原作:伊井 圭(創元推理文庫刊)
総監督:江崎慎平
監督:牧野友映
シリーズ構成:岸本 卓
キャラクター原案:佐木 郁
キャラクターデザイン:原 修一
音楽:高田龍一・高橋邦幸(MONACA)
音響監督:清水洋史
アニメーション制作:ライデンフィルム
制作:東北新社/ライデンフィルム
企画:キミコエ・プロジェクト
製作:「啄木鳥探偵處」製作委員会
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キャスト{netabare}
石川啄木:浅沼晋太郎
金田一京助:櫻井孝宏
野村胡堂:津田健次郎
平井太郎:小野賢章
吉井勇:斉藤壮馬
萩原朔太郎:梅原裕一郎
若山牧水:古川慎
芥川龍之介:林幸矢
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1話ずつの感想
第一首 こころよい仕事
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公式のあらすじ
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東京で一旗揚げようと、中学の先輩である金田一京助を頼り上京した天才歌人、石川啄木は創作をそっちのけで酒と女にうつつを抜かし万年金欠状態。
そんな折、二人は殺人事件の第一発見者となる。被害者は荒川銅山の使用人の達吉。容疑をかけられた二人だが啄木の推理でその場を逃れる。見事な推理に京助は感心する。
その後、達吉の告発状と凶器が発見され、荒川銅山の大番頭の小栗が犯人として逮捕される。しかし、啄木は引っかかるものを感じ、再び推理を始める……
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感想
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背景は「かくしごと」のイラストにちょっと似た感じの絵だけど
色はくすんだ茶、紫、オレンジ系が多い感じ。。
石川啄木の声を浅沼晋太郎さんがやってて
にゃんは浅沼さんの声って好きなほうなんだけど
長いセリフは棒読みっぽくなっちゃって、もったいないみたい。。
さいご、犯人まで当てるのかな?って思ったら
容疑者はほかにいる、ってゆう虚構推理で虚構証拠を見つけただけで
でも、まだプロの探偵じゃないから、それくらいの方が
チートっぽくなくっていいかも^^
推理と友情ってゆう感じのおはなしで、文豪の男の人がたくさん出るから
よくある、文豪の名前だけ使った腐女子向けのおはなしなのかな?
って思ったら、殺人事件の犯人までは分からなかったけど
ちゃんと推理してたし、ちょっと「舟を編む」みたいな雰囲気でいいかも◎
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第二首 魔窟の女
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公式のあらすじ
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警察が京助の部屋へ訪ねてきた。華ノ屋の女郎・お滝が殺されたというのだ。
啄木の「お滝の部屋で京助を見た」という証言から京助に殺人犯の疑いがかかってしまう。酔って帰宅した啄木を問いつめる京助だが、啄木は一向に取り合わない。
一方、京助はお滝の部屋に残されていた啄木のローマ字日記を根拠に、犯人は啄木かもしれないと疑い始める。
果たして真実はどちらにあるのか?
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感想
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あらすじのおはなしだけど
啄木さんは京助さんが犯人だって思ってて
京助さんは啄木さんが犯人じゃないか、ってうたがってて
さいごに2人の友だちっぽい人があらわれて、自分たちが解決しようって。。
OPとかEDを見ると、2人はとっても仲がよさそうだし
どっちかが犯人ってゆうのはないと思う。。
それなのに警察が京助さんを連れて行こうってしたときに
啄木さんがニヤリって笑ってたから
もしかしてこの事件って、ウソなんじゃないかな?
警察もニセモノで、みんなで打ち合わせたお芝居とか。。
飲み処で京助さんが、誰かの食べ残しのごはんの方を見たのって
そこのお客さんが(たぶん啄木さんの知り合いで、2人のあとをつけるため)
ほとんど食べてないのに立ち上がったからじゃないかな?
京助さんが華ノ屋でお滝に会ったとき「はじめまして」って言って
お滝が笑ってたけど、京助さんとどこかで会ったことあるんじゃないかな?
もしかして、お滝はどこかで京助さんを見てひとめぼれしたとかで
そのことを知った啄木さんが、2人を近づけるためにお芝居を考えた
とかじゃないのかな?って。。
じゃなかったら先回
友だちでもない大番頭さんのことかばってた啄木さんが
わざわざ警察に、恩人の京助さんに不利なこととか言ったりしなさそう^^
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第三首 さりげない言葉
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公式のあらすじ
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京助が警察に逮捕されてしまった。真相に迫るべくミルクホールに集まった萩原朔太郎と野村胡堂ら友人の文士たちがそれぞれ推理を披露することに。さらに、夏目漱石の紹介でやって来た芥川龍之介も謎解きに参戦するが、どれも決め手にはかける。
悩む一同の前に平井太郎と名乗る少年が現れ、一昨日の夜に全ての原因があると語り始める。その見事な推理に驚く文士一同。その推理とは?
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感想
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前半は、ミルクホールでみんなの推理会がはじまって、どれもハズレ。。
近くにいた、同じ寮の平井太郎少年が、前の日、お滝を寮で見つけて
あの事件の晩、こっそりあとをつけてた。。
先生が忘れてった日記をお滝に届けたのは自分だって言って
自分の推理を発表したの。。
ググったら、平井太郎って江戸川乱歩の本名なんだって。。
探偵役平井少年が、みんなの知らないことを知ってたり
証拠になるような日記を持ってったりして、事件の1部になったりするのって
ちょっとチートっぽいかも。。
にゃんの推理は
お滝が京助さんのこと知ってたってゆうのが半分当たってた^^
でも、お滝の気もちを知ってたはずの啄木さんが
お滝が自殺してもずっとニヤニヤしてたのは、変かな?って
あれだと、お芝居だって思ってもしょうがないって思う。。
首の右に傷があったのだって
ほんとにあったことと想像がごちゃごちゃになってて
ほんとにそうゆう事件があったかも、よく分からなかったし
犯人とお滝がモメたときに、たまたまそっちに刺さっただけかも?
それにお滝が自殺するんだったら
ナイフで首を刺すなんて
力のある男の人みたいなこと考えない気がする。。
首つりとか、手首を切るとか
首を切るにしても、ナイフの刃の根本を首に当てて
そのナイフの背中を布で押さえて、いっきに刃をすべらせて切る
とかじゃないのかな。。
包丁を使いなれてる人だったら
ナイフってすべらせないと
押すだけじゃなかなか切れないし
力まかせに押すと、刃がズレたりしてあぶない、って知ってると思う。。
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第四首 高塔奇譚
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公式のあらすじ
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連日新聞を賑わす凌雲閣の幽霊目撃騒動。浅草を仕切る六郎は、啄木に真相究明を依頼する。京助と現場へ向かった啄木は旧友の元新聞記者・山岡と再会。啄木は幽霊騒動に山岡が関わっていると見抜くが、山岡は「ノドノツキ」と言い残して去ってしまう。
一方、幽霊を映し出す仕掛けを作った幻燈師・松吉が殺されるという事件が起きる。松吉は2か月前に起きた婦女暴行事件の第一発見者で、被害女性は死の間際に「ノドノツキ」という謎の言葉を遺していたという。二つの事件の関連性は?
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感想
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あらすじのおはなしで「ノドノツキ」ってゆう言葉が大事みたいだったけど
先回、お滝がナイフで首をついたおはなしだったから
もしかして、先回の事件と何か関係あるのかな?って思ってたけど
ほんとに犯人の首にノドをついたあとがあったってゆうオチがビミョー。。
あと、お滝の事件でも恩人の京助さんを牢屋に入れて笑ってるとか
イヤな感じがしてたけど
主人公の啄木さんが「このすば」のカズマよりイヤな感じ。。
京助さんにお団子をおごってあげて
「自分に正直でありたいだけ」なんて言ってたけど
そのお金が実は、「京助さんのために何かしたいから」
って言って友だちから借りたお金だった。。って
はじめはそんな啄木さんにイラッ!ってしてた京助さんだったけど
啄木さんが、自分に正直でありたい子どもみたいな天才だ、って分かって
「そんな啄木さんの役に立ちたい」っていいおはなしみたくなってたけど
天才だから見て見ないフリして好きにさせておくって
体罰とかセクハラしても、有名な人だからって誰も何も言わない
ってゆうくらいひどいことかも?
今季は「文豪とアルケミスト」ってゆうおはなしがあって
にゃんは、おはなしの中の文豪のエピソードが気になって
ウィキで調べてみたけど
啄木さんも奥さんと子供がいるのに借金して遊びまわってるし
文豪の人って、遊んで借金しまくって自殺したとか、変わった人が多くって
そうゆう人を学校で、文豪とかって言って
ヒーローみたいに教えてるのってひどくない?
そんなことしてるから、薬とかアル中の芸能人とかが
まわりの人たちに見て見ないフリされてるうちに暴走したり
ヒットラーみたいな人とか、どこかの教祖様とかが
自分は天才だから何してもいい、ってカン違いして暴走したりするのかも?
そうゆう人たちの作品が好きって思って
読んだりすすめたりするのは、ぜんぜんいいけど
学校でいい意味で取り上げたりするのっておかしいって思う。。
京助さんとかまわりの友だちも、啄木さんを応援したい気持ちは分かるけど
悪いことは悪いって言って止めてあげないと
さいごは薬の中毒で死んだり、自殺したりするんじゃない?
(ほんとは結核で死んだみたいだけど)
本当に才能がある人なら、ウワキとか薬なんかしなくっても
いい本が書けるって思う☆彡
話しがズレちゃったけど
メインキャラがギャグアニメの主人公だったら
「このすば」みたく笑って見てられるかも?
でも、わりとシリアスなおはなしだから
啄木さんにも京助さんにも共感できないみたい。。
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第五首 にくいあん畜生
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公式のあらすじ
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友人の詩集に刺激されながらも自信を失いそうになる啄木を励ます京助。しかし、同郷の女郎・おえんの見受け話に啄木が関係していることを知ったことで苛立ちを隠せない。
一方、ミルクホールでは、給仕の季久への告白を巡り、吉井・朔太郎・牧水の三人が、胡堂の審判のもと歌合戦をする。
3人が飲み明かした朝、下宿先に啄木を訪ねてきたおえんは京助に餞別を託して去っていった。そこに新しいスーツに身を包んだ啄木が現れ……。
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感想
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ミルクホールのメイドさん?の季久に片思いの3人が
季久への愛の歌を作って勝負。。ってゆうおはなしと
同郷の女郎で啄木さんのことが好きなおえんを説得して
見受けさせてお金を手に入れた啄木さんを金田一さんが絶交したおはなし。。
さいごに啄木さんが「キャーッ!」ってゆう声がした方を見たら
血がついた花魁っぽい女の人が橋の上に立ってて、オシマイ。。
今回はいろんな歌が出てきたけど
啄木さんの「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る」
は学校で習ったかも。。
畑仕事をしてる農民の人が、一生けんめい働いても貧しくって大変
ってゆう歌だと思ってたけど、今調べたら
仕事も転々、家庭は放置、借金しまくった上に踏み倒し、そのお金で女遊び!
だって。。https://precious.jp/articles/-/11950
さいごの方で絶交された啄木さんがくやしがって
「上等じゃありませんか、こっちだって。。」ってその歌を詠んでたけど
本当の啄木さんってただのクズ人間だったみたい。。
そうゆう風にしか生きれなかったのかもだけど
マジメに生きてたら長生きして、もっといい作品を作れたかもだから
ヒーローにしちゃ、ダメな人だと思う。。
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第六首 忍冬(すいかずら)
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公式のあらすじ
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人気役者の橘乙次郎が活人形「金銀花」にかみ殺されるという猟奇事件が話題となる。ほどなくして乙次郎の後輩である泉若が自首したことで落着を見ていたが、泉若はミルクホールで働く季久と恋人同士だった。
吉井は、片思い中の季久から泉若の無実の証明を頼まれる。そこに、京助と絶交中で金欠の啄木が割込み、二人で事件を調べることに。季久に好かれたい一心の吉井は、「金銀花」でぼろ儲け中の傀儡館の館主が犯人とにらみ、啄木と一緒に傀儡館へと乗り込んでいくのだったが……。
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感想
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あらすじのおはなしで
季久から殺人事件の犯人になった恋人を助けるために
人形が犯人だってゆう証明をたのまれて、啄木さんが依頼を受けたんだけど
そこに、事件を解決して、自分が新しい恋人になろう
ってする吉井さんも参加して、捜査がはじまったの。。
けっきょく啄木さんは、季久の右目が義眼だって気がついて
人形フェチの橘乙次郎が義眼の季久をレイプしようとして
季久に殺された、って推理したの
それで夜中の3時に季久を人形屋敷に呼び出して
啄木さんが吉井さんに推理を聞かせてたら
バレたと思った季久が2人を殺そうとして
その季久を取り押さえて、事件は解決したってゆうおはなし。。
殺人現場はグロかった。。
推理アニメになってたけど、季久が義眼だったってゆうのは
作画だけじゃ分からないと思うから
見てる人に推理させるおはなしじゃなくって
昔の生活とかを見せたり、友情とかの日常がメインなのかも?
今回は啄木さんがあんまりクズじゃなかったのがよかった^^
あと、絶交したのに心配でつきまとう金田一さんがバレバレでおかしかったw
ただ今回の事件って、被害者は季久の方だった気がする。。
おそってきたのは男だし、何をされるか分からないんだから
持ってたナイフで抵抗して、殺しちゃってもしょうがないかも。。
でもそのあと、傀儡館の館長を犯人にしようとか
啄木さんたちまで殺そうってしたのは、よく分からなかった。。
早く自首してたら、正当防衛とかになって
牢屋に行かなくってもよかったんじゃないかな?って
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第七首 紳士盗賊
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公式のあらすじ
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大会社から社員全員分の給料が盗まれる事件が発生。犯人は遺留品の煙草を手掛かりに捕まったが、盗まれた給料は依然行方知れずのため、発見に懸賞金がかけられることになった。
啄木と絶交中の京助は、犯人が利用したタバコ屋のつり銭で受け取った二銭銅貨に細工が施されていることに気付き大興奮。隠し場所を示す暗号を見つけたことから、啄木を差し置いたまま京助は平井少年と共に解読に挑む。
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感想
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あらすじのおはなしで
犯人が盗んだ5000円をどこかに隠した。。
その5000円を京助さんが見つけて、啄木さんに自慢したら
実はそのお金は啄木さんが仲直りするために用意したニセモノだったけど
2人の仲は元に戻った、ってゆうおはなし^^
手がかりの2銭銅貨が啄木さんの持ってたものだった、ってゆうので
にゃんは啄木さんが何かしかけをしてるって思ってたから
ネタバレを聞いてもびっくりしなかったけど
5000円を作るのに500円かかった、ってゆうのでビックリしちゃったw
前に「明治東亰恋伽」で調べたらそのころの1円はザックリ、1万円くらいで
今だったらニセのお金を作るのに500万円使ったとしたら
はじめの方で、印刷がスゴイ、とか言ってたのって伏線だったみたい^^
あと、おえんのことは、実は啄木さんが助けようってしてた
ってゆういいおはなしっぽくなってたけど
500円あったんだったら、ふつうに借金返して☆彡
それであやまれば、京助さんもゆるしてくれると思う
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第八首 若きおとこ
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公式のあらすじ
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血を吐いて倒れた啄木のもとに、女中の加世が依頼人の環を連れてくる。一度は断った啄木だったが、環の死生観や中性的な魅力に惹かれて依頼を受けることに。
環は「蝙蝠男」として活躍した軽業師・鑑と深い関係だったが、鑑が事故死したことがきっかけとなり、彼の弟に脅迫されているというのだ。
一方、京助は死を匂わせる短歌を書いた啄木が心配でたまらなかったが、胡堂たちは啄木の冗談としか受け取らず、心配する素振りも見せない。
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感想
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あらすじのおはなしで
脅迫事件の前編ってゆうかんじかな?
体が悪いのに雨の中外に出てくとか、ちょっと。。って思うけど
もしかして自分が死ぬんじゃないか?って思ってたのかも。。
環さんは男のかっこうをしてたけど、本当は女で
雨にぬれた啄木さんを自分の家にあんないして着がえさせたとき
胸に傷のある自分の裸を見せたりしてたけど
男のかっこうをしてたのが、事件に何か関係があるのかな?
ウィキペディアで啄木さんのことをちょっと調べたけど
エピソードを見たらいいことがほとんどなくって
○カンニング、出席日数不足、成績の悪さ、で中学を退学
○奥さんに燃やすようにたのんだローマ字日記の内容は
浅草に通って娼妓と遊んだこと
○新詩社の仕事で短歌の添削指導をしながら
依頼人の菅原芳子に熱いラブレターを送ったりしてたんだけど
他の依頼人の平山良子の作品といっしょに送られた写真にもひとめぼれして
こっちにも恋文を送ったら、女なら啄木は快く添削に応じてくれると思って
知り合いの人気芸者の写真を送った、平山良太郎ってゆう名の男の人だった
○生活が苦しかったのは女遊びとかで借金を作ったからで
今の価値だったら1400万円くらいの借金をしてて
たかり魔、借金魔、金にだらしない男。。とか呼ばれた
「このすば」のカズマみたいw
○友人に送った手紙に
蒲原有明を「余程食へぬやうな奴だがだましやすい」
薄田泣菫や与謝野鉄幹を「時代おくれの幻滅作家」って書いたり
自分がお世話になった作家さんたちをばかにしたり
友人からの援助で生活してたのに
「一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねと いのりてしこと」
ってゆう句をのこした
。。とか、悪いことばっかり
啄木さんが詩がうまかったのってもしかして
結婚サギの犯人が口がうまかったってゆうのとあんまり変わらないのかも。。
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第九首 仕遂げしこと
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公式のあらすじ
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貧しい人々に施しを行うことで生きる意味を見出す環の姿に、感化されていく啄木。京助は死んだ鑑の家に幽霊が出るという噂を平井から聞き、啄木と共に調査に出かけるが意外な幽霊の正体にたどり着くことに。
そんな折、環の夫である園部が何者かに窓の外から引きずり落されるという事件が発生する。犯人は鑑の弟なのか? 環と二人きりになった啄木は、おもむろに原稿用紙に何かを書きはじめる……。
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感想
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鑑の弟ってゆう人が環の話以外にぜんぜん出てこないし
第六首の季久の事件と似たような、相談者が犯人ってゆうパターンで
はっきりしたトリックみたいのは分からなかったけど
環があやしいってゆうのがミエミエで、推理モノにしてはちょっと。。
それに環が園部さんをつき落したのだって
そんなに高いところからじゃないし、下は水だから
ふつうに泳げる人だったら
壁を支えてる棒につかまればふつうに助かりそう。。
それから環に恋する啄木さんのことだけど
このおはなしだけ見てたら純愛ってゆう感じだけど
実は奥さんと子どもを実家において、お金もあんまり送ってなかった
って知ってると、すごくビミョーかも。。
環さんを守ったり、社会を変えようってする前に
奥さんたちを守ったり、自分を変えたりした方がいいんじゃないかな?って
じゃないと、誰もそんなテキトーな人が言ってること聞かないと思う。。
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第十首 幾山河
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公式のあらすじ
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環を失った啄木は、歌を捨て社会を変えようと小説の執筆に励み、夏目漱石に見せるが評価してもらえない。環の仇を討つべく園部を殺そうと何度も教会に足を運ぶが、殺すこともできない。自暴自棄になった啄木は、京助から金を巻き上げ花街通いに勤しみ放蕩の限りを尽くす。そんな啄木と、吉井や朔太郎たち文士仲間は衝突する。
心身が蝕まれ絶望していく啄木を前に、ふらりと現れた牧水。牧水の歌を聞いて啄木が向かった先とは? そしてその時、京助は……。
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感想
{netabare}
啄木さんが、好きだった環さんの復しゅうもできない、小説の才能もない
病気も悪いみたいで、自殺しようとするんだけど
京助さんに止められて、ふるさとに帰って飛び降り自殺しようとして
また止められる、ってゆうおはなし。。
何度でも見すてないで
啄木さんを助けようとする京助さんを見ててなみだが出そうだった。。
何度くじけてもゆるしてくれる京助さんって神様みたいで
これで啄木さんが変わってくれれば、感動のおはなしなんだけど。。
本物の啄木さんはさいごまでクズだったみたいだけど
このおはなしはフィクションだから、変わってほしい☆彡
このおはなしには奥さんとか子どもの話は出てこないから
啄木さんは独身ってゆう設定なのかも?
でも本当の啄木さんは、奥さんと子どもまでいたはずで
せっかく帰ったんだから
好きな家族を大切にしてあげた方がよかったのに、って思う。。
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第十一首 逢魔が時
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公式のあらすじ
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町内の商家で子供の行方不明事件が頻発するが、そのどれもが数日のうちに戻ってくるという。だが依頼主の成田屋の子は既に1か月ものあいだ行方不明。京助は、朔太郎や胡堂を巻き込み体調不良の啄木に代わって調査を進めていくことに。そんななか突然、成田屋の子供が帰ってきた。果たしてこれで一件落着なのか?
一方、環の死によって解決したかに思われていた告発状事件が再び起きる。啄木は真犯人である告発者Xの解明に乗り出す。
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感想
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商家の連続誘拐事件がおきてて
さいごに成田屋の1歳の子どもが誘拐されて
啄木さんのところに解決の依頼が来て
京助さんが代わりに聞きこみに回ったの
けっきょく子供は帰ってきたんだけど
犯人は成田屋の子どもと
成田屋さんの旦那さんと自分の間にできた子どもをすり替えようとした
成田屋の妾のしわざだった、ってゆうおはなし。。
ふつうだったら、連続誘拐事件がおきてたら
気をつけて見張ってるはずだから、犯人もだんだんやりにくくなりそう。。
それに誰も警察に届けないってゆうのも変。。
それから、子どもを次つぎさらってかくしてたんだったら
夜中、子どもが泣いたりして、犯人の近所の人もおかしいって思いそう。。
お店の名前をつなげると「うらみはらすなり」になるってゆうのも
うまく順番に誘拐できすぎだし
1歳くらいの兄弟だからって
まわりの人が気がつかないくらい似てるってゆうのも何だか。。
そんな感じで、どこかでバレそうなのにうまくいきすぎで
ミステリーとしてはあんまりだったけど
京助さんが啄木さんにうまくおだてられて
こまってるところがかわいかった^^
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第十二首 蒼空
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公式のあらすじ
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体調の悪化が激しい啄木は、京助に教会で見かけた怪しい男の尾行を命じる。告発状によって社会問題が明るみになっていった一連の事件には、告発者Xともいうべき真犯人がいると啄木は確信していた。果たしてXとは誰なのか、そしてその真の目的とは?
一方、ミルクホールには、今日も文士たちと他愛も無い会話をするいつもの日常があった。啄木がいて、京助がいて、皆がいる。啄木は京助に、いつか飛行機に乗りたいのだと告げる。それは叶うことのない夢なのだろうか……。
{/netabare}
感想
{netabare}
告発者Xが実は加世だった、ってゆうおはなしだったけど
そうなんだ。。って思ったくらいで
それより加世が15歳だった、ってゆう方がびっくり!
加世のお母さんが、自分を生んだことを呪って死んだから
告発者になった、ってゆうのは、何だかよく分からなかった。。
加世のお父さんって、あの神父さんだったってゆうことなのかな?
啄木さんに「わたしは生まれてきた意味を与えてきたんです」
って言ってたけど、15歳で生まれてきた意味がわかるってすごいと思う。
京助さんがやさしくって、今回の啄木さんもそんなにクズっぽくないいい人で
さいごはちょっといいおはなしっぽくなってたけど雰囲気だけみたいで
こんな感じのおはなしを、最近どこかで見たみたいって思ったら
脚本家の人が「歌舞伎町シャーロック」の人だった。。
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見おわって。。
石川啄木さんが探偵で、金田一京助さんがアシスタントの探偵アニメ。。
明治時代の雰囲気が伝わってくるみたいなおはなしだったけど
推理は「歌舞伎町シャーロック」とそんなに変わらないくらいで
そんなにむずかしくはなかったみたい。。
ちょっとグロいところもあった。。
キャラは京助さんはとってもいい人で良かったんだけど
主人公の啄木さんが「このすば」のカズマよりクズで
後半、ちょっとずつ良くなってきたけど
こうゆう、反省しない性格のおじさんを知ってるから
見てて。イヤな気もちになるくらいだった。
でも、さいごは早く死んじゃって、ちょっと悲しかった。。
もうちょっとちゃんと生きてたら、長生きできたかも。。
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