Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
神崎すみれの決断…
公式HPに「2001年の東京ゲームショウにおいて衝撃的に発表された神崎すみれの引退。」と記載されていました。
私は後追いで作品を視聴しているので、時系列上、劇場版に続く出来事であることは知っていますが、当時リアルで視聴されていた方やファンの方には相当な衝撃だったのではないでしょうか。
私もずっとこのシリーズを視聴してきて「何故今なの…?」という思いで一杯です。
帝国歌劇団のトップスタアとして、また闇から帝都を守る華撃団の一員として
戦い続けてきた神埼すみれ。
しかし、いつしか戸惑い悩む姿が増えるようになっていた。
そして悩んだ末、誇りを胸に彼女が選んだ結論は、「引退」。
歌劇団の舞台からも、華撃団として戦うことからも、潔く身を引くことだった。
突然のことに衝撃を受ける花組の仲間たち。
しかしすみれの決意は固く、引退が覆ることはない。
誰もが心にいろいろな思いを抱えたまま、「神崎すみれ引退記念公演」の開演の時が迫る。
公式HPのSTORYを引用させて頂きました。
きっと誰もが最前線で戦い続ける事はできない…それは分かっているつもりです。
日本屈指の財閥を持つ神崎家の一人娘で、長刀を得意とし、神崎風塵流免許皆伝の腕前。
一見すると非常にプライドが高く勝気なお嬢さんというイメージがありますが、実は優しく決して努力を怠らない…
彼女がいたからこそ、今の帝国歌劇団があると言っても過言ではありません。
これまで彼女に兆候らしい事出来事は見られなかったと思います。
こういうのって突然やってくるものなんでしょうか…?
きっとこれが彼女の悩みの根源…
そしてもう取返しのつかないことだということを彼女も十分過ぎるくらい分かっているのでしょう。
でも「引退」が一番彼女らしい身の引き方なのかもしれません。
この出来事がどの位衝撃的だったかは、公式HPを見れば一目瞭然です(以下に抜粋して記載します)。
2001年に引退が発表となり、2002年新春歌謡ショウは、『神崎すみれ引退記念公演 春恋紫花夢惜別(はるこいしすみれゆめのわかれ)』として上演され、
連日満員、ファンの皆様と神崎すみれとの感動的な思い出の場となりました。
そして本作品は、神崎すみれの引退をうけて急遽作成が決定された本当の意味での特別版です。
『神崎すみれ引退記念公演 春恋紫花夢惜別』の前後を描きます。
幾多の戦いを共にくぐりぬけた大神をはじめ、
かけがえのない仲間達と共にすみれが迎える引退という舞台。
その感動的な一幕をぜひご覧ください。
花組のみんなの言動…加えて挿入歌で流れる「すみれチャチャチャ」に涙で前が見えなくなりましたよ。
彼女の「引き際の美学」をしかと堪能させて頂きました。
引き続き「サクラ大戦 エコール・ド・巴里」を視聴したいと思います。