ハウトゥーバトル さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
※ランウェイで笑ってはいけません
序盤 えぇ
中盤 いやいや
終盤 うっわw
この話は低身長だけどモデルを目指す女子高生とファッションデザイナーを目指す男子高校生の話
ジャンルはコメディ・ファッション
ええとまず気になったのですがこの作品主人公が男である必要があったのかなって。まずジャンル的に恋愛ものではなさそうなんですよね。でもメインキャラを男女にしてるせいで視聴者(私だけかもしれません)に誤解を与えているような気がするんですよ。キャラ達が「私達はライバルだからね」とか言っても「そういう口実で恋愛に発展するのかな」と真に内容を楽しめない、という点が一つ。
そして単純に内容が面白くない。別にファッションデザイナーをバカにするわけでも見下すわけでもないのだけど、すごさが全く伝わらない。メジャースポーツや動きが激しかったり明確な勝ち負け(差異)があるならまだしも、今作はだれが見るかによって変わる評価だし、人それぞれのセンスの問題でファッションデザイナーのすごさが伝わらない。さらにモデルもよくわからない。モデルもその服が似合うように見せるのだろうけど、ほかの人との比較がされていないため、本当に服をよく見せているのか全く分からない。そこら辺はもう脚本とかい問題じゃなくて題材を決めた時点での原作の方向性のミスだから、どうしようもないのかな。原作を知らないからなんとも言えないけどね。
内容です。一話のラストで「そうくるかぁ」と言わせたいのか知らないけど、「まぁそうでしょうね」という予想ができる程度のものです。序盤は導入と展開ですが、キャラについては基本説明がないので導入がすくなくいきなり展開です。中盤も新キャラが続々と登場します。中盤では正直育人君にはいら立ちしか感じませんでした。
非生産的かつ非合理てきな方法で他人に迷惑をかけている。別に迷惑をかけるなとか一人でやれとかいうわけではありません。ただ現状況でできる最善策を他人から手を差し伸べられているのにも関わらず、それをわけの分からない理由で断る。アホ?なんでもかんでも自分のできる世界だったら誰も苦労しないんだよ。作者だって人間です。自分のできることできないことを把握してるでしょう。しかしこのような夢物語を書いてしまうのは二パターンあります。世界を見下してるか、現実をあきらめているか。前者でないことを願いますが後者はよく、というかほとんどのなろう作者はそうでしょう。(ごめんなさい。なろう作者は心の中では幻想を抱いていることが多いと聞きました。聞いただけで実際にどうなのかはしりません。)
さて散々ダメ出ししてきましたが、良い所もあります。その夢物語なのですがそれぞれがそれぞれの目的を持ちながら一つのものに取り組んでいます。しかしその目標をあきらめては何も始まりません。あきらめるのではなく妥協(自分にできる最高)こそが最善の策だ、と言われているようでした。まぁ育人は妥協すらしなかったんですけどね。{netabare}あそこで社長に買い取ってもらわなかったらどうするつもりだったんだろ。非合理でムカつく{/netabare}
原作は猪ノ谷言葉さん。
監督は長山延好さん。ハピシュガやソウナンの監督をされた方ですね
シリーズ構成は待田堂子さん。らき☆すたやアイマスのシリーズ構成をされた方ですね
キャラデザは金子美咲さん。初のキャラデザだそうです。あまりキャラデザは好きではありませんでした
劇伴は片山修志さんと鈴木暁也さん。オーバーロードの劇伴をされた方とTVアニメ劇伴は初の方ですね
アニメ制作はStudio Blanc.さん。初の単独元請けだそうですね。それにしては目立つような荒っぽいとこはなかったような気がします。
作画は普通でしたが、キャラデザがあまり好みではありません。
opは坂口有望さん作詞曲歌唱、江口亮さん編曲の「LION」
edは矢作綾加さん作詞、真空ホロウさん作曲、佐久間誠さん編曲、韓国アイドルのジェジュンさん歌唱の「Ray of Light」
声優さんは正直イマイチでした。特に育人君役の花江夏樹さんは違和感しかなかったように感じました。別に花江夏樹さんが悪いわけではないのですが、この役には合わないんじゃないかなって思いました。
総合評価 見なくてもいいかな