ローズ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
飛鳥井といったら”蹴鞠”
近未来の日本。
名探偵である酒井戸は捜査に協力していた。
連続殺人犯を特定する組織は「蔵」。
殺意の思念粒子を検出できる機材「ワクムスビ」。
そこから無意識世界「イド」を構築。
「ミズハノメ」と呼ばれる機械に搭乗して「イド」の中に入ります。
排出と投入の繰り返し。
名探偵と蔵の「井戸端」スタッフにより殺人犯を推理する。
{netabare}殺人者でないと名探偵になれないのが分かりずらいかな。{/netabare}
まず、知っておく前提が多数。
専門用語も多いです。
1周して知識を得て2周目に挑むのか、
または、ウィキなどを参照しないと難しいでしょうね。
(日本神話が鍵みたいですが、専門外なので詳細は知らないです^^;)
ジョン・ウォーカーの正体。
かえるちゃんの謎。
本作品の鍵です。
何故、イドが作られるのか?
何故、名探偵なのか?
分かるまでのストーリーが、初見では理解しにくいです。
かえるちゃんを救う事が最終的な目標かな?
悪夢が続くのは、ナルコレプシー(眠り病)の症状と酷似。
つまり、悪夢とイドの世界が近いと証明。
悪夢=イドという構図を作りたかったのかなぁ。
このようにして、イドの性質を分かりやすくしたのではないでしょうか。
分かりづらくて、ごめんなさいm(_ _)m
世界観を説明するのが難しかったです。
かえるちゃんは眠ったまま。
いつか名探偵が彼女を救う事ができるでしょう。
{netabare}井戸の中の蛙。
助けられるまで、空を見上げています。{/netabare}
個人的には本堂町の推理が心地いい。
名探偵の推理によって、ジョン・ウォーカーを追い詰め、どのような結末にするのか?
などを楽しむ内容でした。