タック二階堂 さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
社長から始まる◯◯生活。
詳細は略。
スマホゲームが原作。「シャチバト」と呼ばれているモノらしいです。
初回は、うーんっと、ゲームのチュートリアルみたいな内容です。乱暴にプレイヤーが社長にされて、いきなり「お試し」ダンジョンみたいのに行かされ、その途中で少年におつかい的な依頼をされ、魔獣とのバトルになります。
「社長、気をつけてください。ボス魔獣のポリュフです」「倒したら報酬が受け取れますよ」などと、バトルなのにチュートリアルみたいなセリフ。「がんばって個々のメンバーが力を合わせて、チームワークを大事に」などというドラクエのコマンドみたいなセリフを言いますよ。
いやあ、いくらなんでも……。
ゲームをやったことのある人なら違和感はないのかもしれませんが、これ単体で観たら、いったい何が面白いのかさっぱりわからないです。ギャグも全然面白くないですしね。
制作はC2C。「ひとりぼっちの◯◯生活」にそっくりなキャラデザ。作画も悪くないのですが……。
ヒロインに市ノ瀬加那さん、脇を堀江由衣さん、和氣あず未さん、青山吉能さんという布陣。容器は悪くないんですが、中身がなー…
というわけで、これは追っても楽しめる感じがしないので、早めに退散しておきます。お好きな方にはごめんなさい。
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
実は今期の作品が軒並み放送延期されて、やむを得ず、これも観続けていたのですが、やっぱり断念レベル。なぜ7話まで来て、こんなどうでもいい回を入れるのか不思議でなりません。
社長が膨大な書類整理をガイドさんとやり、ランチにピクニックでサンドイッチを食べ、チンピラの詐欺クレーマーをガイドさんが耳打ちして撃退。何を言ったのかは企業秘密だそう。社長に対して企業秘密って…
Bパートはアカリに付き合って買い物デート的な…プレゼント選びに引っ張り回されるのですが、そのプレゼントは{netabare}社長{/netabare}への物でした。
こりゃ、ここでの低評価も仕方ないですね……。観るものがないので最後まで観ますが、気持ちの中では切っているので「断念」扱いです。
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}{netabare}
新種のファムネラ・ミネ子のエピソード後編です。
人間の言葉を話すミネ子は、他のファムネラたちからいじめられていました。そこでキボウの面々は、ミネ子を新入社員として
迎えることにします。ところが、それを阻止しようとするファムネラクイーンが襲いかかってきて…
{/netabare}
というお話です。
あれ?
ストーリー展開も悪くないし、何よりキャラデザが明らかにこれまで以上に良い……。不思議に思って、エンドロールを注視してみると、制作協力にA-1 Picturesとあります。
ん?
これまでA-1が協力に入っていました? と思って1話から全部見てみたら、5話にサンライズ、7話にマジックバスという表記がありました。
制作協力がどの程度の影響があるかわかりませんが、これまでと明らかに違って出来が良かったので、気になってチェックするくらいですから、この9話にA-1が及ぼした影響はかなり大きい感じがしました。だってキャラデザが、特にミネ子がすごく可愛くなっていますのでね。
単発の協力か、最終回まで入るのかわかりませんが、今回は良かったです。
{/netabare}
=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}
冒頭を観ただけで、元に戻っちゃったとすぐにわかる作画……。せっかく加入したミネ子も可愛くないし。バトルもぜんぜん迫力ない。エンドロール見たら、やっぱり制作協力にA-1の名前はなく、またマジックバスってありました。
話は大したことないユトリアと社長の軽めのラブストーリーでした。
(2020.06.14追記)
あー、とうとう万策尽きちゃいましたね……。時期的に仕方ないとは言え、ここまで頑張ってきたのにね。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
なんていうか、ここまですったもんだしながらキラクリ集めてきたのも、すべてはミナトの父親がどこにいるかを女神に教えてもらうためでしたが、呼び出した女神は係長で、それは部長クラス以上じゃないと分からないとのこと。
つまり1クール使って茶番を見せられてきたということですね。
終盤はそこそこ悪くなかったのですが、いかんせん物語がそこまでまったく進展しないもんだから、観ていて飽きるという感じ。そもそも主人公のミナト自体が、社長だかなんだか知らないけど、指示だけ出して何もしないというのがね……。
まあ今期で言えば、八男よりはマシだけど、プリコネRよりは下という位置づけでしょうか。無理してまで観るほどの作品ではありませんが、市ノ瀬加那さんや和氣あず未さんの可愛い声が聴きたいという人にはいいかも。
{/netabare}