にゃん^^ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
「グリムノーツ」に 「文豪ストレイドッグス」を足しただけみたいなおはなしだけど、名作のあらすじと文豪のことが分かって、ちょっと国語の勉強にはなるかも。。
男ののINTRODUCTION
{netabare}
文豪により綴られてきた数多の本。独創的な世界観や感情揺さぶる物語が記されたそれは文学として人々の心を彩り、世界を豊かにしてきた。しかし、そんな本を黒く染める異形のモノ達が現れる。それは、文学に対する負の感情から生まれた“侵蝕者”と呼ばれる存在だった。本を侵し、この世界から消し去ることを目的とする侵蝕者に対抗できるのは“アルケミスト”の力で転生を果たした文豪達のみ。文豪は侵蝕された本に潜り、侵蝕者を討ち果たすことで本を救う。全てはこの世界の文学を守るため。これは、魂を込めて作品を創ってきた者達が綴る、新たなる文豪譚——
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スタッフ{netabare}
原作:DMM GAMES
世界観監修:イシイジロウ
監督:渡部穏寛
シリーズ構成・脚本:熊谷純
キャラクターデザイン・総作画監督:中嶋敦子
美術監督:緒続学
色彩設計:西栄子
撮影監督:千葉秀樹
編集:本田優規
音楽:坂本英城
音響監督:えびなやすのり
アニメーション制作:オー・エル・エム
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キャスト{netabare}
芥川龍之介:諏訪部順一
太宰治:中村悠一
中原中也:柿原徹也
島崎藤村:立花慎之介
織田作之助:小野坂昌也
徳田秋声:渡辺拓海
坂口安吾:杉田智和
萩原朔太郎:野島健児
室生犀星:逢坂良太
志賀直哉:前野智昭
武者小路実篤:KENN
菊池寛:三木眞一郎
久米正雄:吉野裕行
ネコ:大河元気
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1話ずつの感想
第1話 走れメロス
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
その男は走った。自分の身代わりとして、磔となっている親友との約束を果たすために。しかし、友の元に戻れば自分が王に殺される…。男の心は揺れるが、走り続けて王宮へ戻れ、これはそういう物語だ、とけしかけてくる不思議な人物が現れる。幾多の困難を乗り越え、男は日没前に友が待つ王宮へとたどり着く。だが王は問う、その親友は本当に救うに値するのかと。王に促され、親友の顔を改めて確認しようとした男が見たものとは……。
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感想
{netabare}
本が侵食者に改変されて消えていく世界で
生まれかわった文豪が自分の本の中に入って
特殊能力を使って侵食者に改変されないようにする、ってゆうおはなし
今回は「走れメロス」のメロスになった太宰治が、芥川龍之介に導かれて
本のあらすじの苦労をクリアして
侵食者に、自分をうらぎった佐藤春夫先生に置きかえられた友を助ける
ってゆうおはなし。。
おはなしはみたいで
設定はグリムノーツのカオステラーを侵食者にして
今回はヒーローは太宰、調律者は芥川ってゆう感じだった。。
調べたら原作はブラウザゲームで
キャラは、切れ長の目のイケメンばっかりだから、たぶん女子向け^^
作画はふつうにきれいで、キャラデザもよかったけど
制作のオー・エル・エムって、聞きおぼえがないから心配だったら
「ポケモン」とか「妖怪ウォッチ」みたいな
有名な子ども向けアニメをいっぱい作ってる会社だから、大丈夫みたい^^
あとゲーム原作だから、声優さんは有名な人ばっかり◎
テンポがよくって、ときどきおばかギャグがあって見やすかったし
名作のあらすじだけじゃなくって、文豪のこともちょっと分かって
勉強にもなるみたい^^
ただテンポがいい分、おはなしがつまりすぎてて
あんまり感動とかはなかったみたい。。
それでも、ふつうにおもしろかった♪
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第2話 桜の森の満開の下 前編
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
その男は知らされる。自身が転生した文豪であり、過去の文豪を元に形作られた魂のような存在であること、それゆえに本の中に入り込み、侵蝕者と戦う潜書ができることを。今侵蝕されている本、「桜の森の満開の下」へと潜書した男は、脳裏にしだれ桜が焼き付いたまま、闇の中へと落ちていく。草原で目覚めた男は、若い女に遭遇し、都へと同行することに。だが都に着いた時、男には想像を絶する出会いと惨劇が待ち構えていた……。
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感想
{netabare}
この図書館みたいな場所はこの世界の全部で、出口はなくって
そこにいる中原中也とかの文豪たちは、転生した文豪って言ってるけど
ホントは過去の文豪を元に、アルケミストに形作られた魂のようなもので
マスターのいない「Fateシリーズ」の英霊みたいなモノみたい。。
それで、アルケミストの正体は言えないんだって^^
後半は
織田作之助が「桜の森の満開の下」からボロボロになって帰ってきたんだけど
本の中には本に呼ばれた人しか入れないんだって
それで安吾さん、織田作さんの友だちの太宰さんと
「走れメロス」の世界から帰ってきたばかりの芥川さんが本の中に入ったの
でも、とちゅうで離ればなれになって
太宰さんが気がついたら、満開の桜の下にいて
それがあんまりこわくって、逃げだしたら落ちてって
旅の途中の女の人に起こされて、街までいっしょに行くことになった。。
ところが街に着いたら、その人の首が切り落とされて
付き人たちも次つぎ切り殺されたんだけど
あらわれた犯人は坂口安吾!?
安吾さんはおかしくなってて
太宰さんのことも分からないままおそってきて、バトルになった。。
ってゆうところでオシマイ。。
サブタイトルが「桜の森の満開の下 前編」ってなってるけど
前半はこの世界と文豪たちの説明とかで
おはなしは後編からだったけど、モブに助けられて。。ってゆう感じで
ちょっとコメディはあったけど、テンポが悪かったみたい。
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第3話 桜の森の満開の下 後編
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
その男は首を斬る。「桜の森の満開の下」で、孤独を恐れ、女房の望むままに人首を求めるその男の姿は、名もなき山賊そのものであった。彼を救うべく潜書した二人の文豪は、物語を正しく完遂させて侵蝕者を消滅するために、物語を強制的に動かすことを決意し、ある行動に出るのだった。一方そのころ図書館では、一人の文豪が、その男が本に囚われているのは、自分に責任の一端があると感じ、潜書を試みようとしていて……。
{/netabare}
感想
{netabare}
にゃんは坂口安吾って「文豪ストレイドッグス」ではじめて知ったから
どんな本を書いた人かはぜんぜん知らなかったけど
「桜の森の満開の下」って、こうゆうおはなしだったんだ。。
いちおウィキペディアのあらすじ読んだけど
山に帰ったら、女房が桜の下で本当の鬼になって主人公を殺そうってしたから
主人公が鬼を殺したら、元の姿にもどった女房が桜の花びらにまみれてて
主人公が泣いたら女房は花びらになって、主人公も花びらになって消えた
ってゆう感じのおはなしだから、ほとんど原作通りで
女房と出会って、ひとりになるのがこわくなった主人公と
仲間だった太宰、織田作さんたちが早く死んじゃって孤独だった安吾さんを
おはなしの中でうまく重ねてたみたい。。
ただ、「桜の森の満開の下」って1947年6月15日発表で
織田作さんは1947年1月10日に死んだからこのおはなしと関係あるかもだけど
太宰さんが死んだのは1948年6月13日って1年後だから、関係なさそう。。
「文豪とアルケミスト」って、おはなしはそんなにおもしろくないけど
本のあらすじと、文豪の人たちのエピソードとかはわりとちゃんとしてるから
アニメで分かる文学ってゆう感じで見た方がいいのかも?
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第4話 月に吠える 前編
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
その男は心惹かれる。ある日、バスの中で遭遇した美しい少年に。少年が読んでいた本を探していると、どこからともなく本の作者や在り処をガイドする声が聞こえてくる。少年と親交を深めるために本を読み始めた彼は、声の主たちとのやり取りによって、徐々に文学に魅了されていく。本と文豪によって自らの人生に価値を与えられたと感じる二人だったが、ある日突然、思いもよらない事態が起きて……。
{/netabare}
感想
{netabare}
バスの中で「斜陽」を読む少年・ハルカに話しかけたいヨージが
同じ本を読んで話しかけようって思って、図書館で本をさがしてると
太宰に話しかけられたの。。
それで太宰にすすめられて斜陽を読み終わったヨージは
次の日、ハルカに話しかけて、友だちになったんだ^^
ヨージはハルカと付き合ってるうちに文学に関心を持つようになって
いろんなまぼろしの文豪からも話しかけられるようになったある日
いじめられっ子だったハルカが、太宰の本を読んですくわれた
ってゆう話を聞いたんだけど、それから次つぎ文学が消えはじめたの。。
そしてヨージが、何が消えたかも分からなくなった時
連絡がつかなくなってたハルカが学校に入るのを見かけて追いかけたんだけど
ハルカはそのまま屋上に行って飛びおりちゃった。。
ってゆう夢を見て起きた芥川さんは
まわりの文豪たちが眠ってるのに気がついたんだけど
みんなが潜書してるときに、侵蝕者につかまってたのを
アルケミストが、文学のない世界の夢を見させて起こしたみたい。。
頭の中に、ボスのネコの声が流れてきて
そう説明されたところでオシマイ。。
この前「啄木鳥探偵處」の感想でも書いたんだけど
文学ですくわれた人がいっぱいいて、ファンもいっぱいいても
借金してウワキしたり、薬の飲みすぎで中毒になったりした人のこと
学校で教えるって、おかしいんじゃない?って。。
今、文豪って呼ばれてる人たちが生きてたころって
ほとんどの文豪が、今だったらすぐ炎上するようなことしてたけど
そうゆう生活をしたからいい本が書けた、ってゆうんだったら
そうゆう生活しなかったら、ふつうの作品しかできなかったってゆうことで
一流アスリートの人がドーピングして金メダル取ったみたいな感じだよね?
それって才能のある生徒や選手に
「キミも借金ウワキ薬中毒心中しないと文豪になれない」とか
「今のままでも才能はあるけど、オリンピックに出るためには
ドーピングで筋肉つけないとダメ」って教えてるのとおんなじだし
もし文豪になりたい生徒がマネして
「先生に教わった通りすごい作家になるためにお酒を飲んでリスカしてみた」
って言ったらどうするのかな。。
マジメに生きて、すごいおはなしを書いた人だってたくさんいると思うし
メチャクチャしてもいい作品ができればいいってゆうんだったら
有名な芸能人とかプロ野球の人とかが、そうゆうことしても
TVに出れなくなったりするのっておかしい。。よね?
でもべつに、にゃんは文豪が悪いって言いたいんじゃなくって
学校でおすすめするのがおかしいんじゃないのかな?って
学校以外だったら、いい作品を推すのっていいことだと思うし
にゃんも作った人が炎上したアニメでも
おもしろいのがあったら、どんどんおすすめしたい☆彡
そういえば、今回のおはなしだけどちょっとBLかな。。
夢オチってゆうのがちょっとビミョーだったかも
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第5話 月に吠える 後編
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
その男は立ち尽くす。河原の水面に映る自分の姿を見て、自分が何者で、何を望んでいるか問われていた。「月に吠える」に潜書した文豪たちは独特な世界で起こる奇妙な出来事に巻き込まれ、戸惑っている。その時、銃声が鳴り響き、道には血溜まりが広がっていた。血溜まりに沈んでいたのは……。
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感想
{netabare}
文豪たちが気がつくと、みんなが交代で死んでる世界。。
それで犯人さがしがはじまるってゆう、変なギャグ?
でも芥川さんが
この世界ごと侵食者の手の中にあって
そう願ったのは萩原朔太郎だ
って見やぶったら朔太郎さんが出てきたの。。
それでまた、みんなが
朔太郎さんのよく分からない詩の世界に送りこまれてバトル。。
それで朔太郎さんが芥川さんに会って
実は自分の本を消したいから侵食者に協力してるって言ってきたの
芥川さんを殺そうってしてきたの
そこに室生犀星さんがあらわれて「自分は朔の本を守りたい☆彡」って。。
朔太郎さんは、犀星さんが詩をやめて小説を書くようになったのは
自分がいい詩を書いたせい、だって思ってたみたい。。
とにかく犀星さんに説得されて
朔太郎さんの本は守られた、ってゆうおはなしだったと思う。。
ウィキペディアで萩原朔太郎さんのこと調べたら
室生犀星さんと生涯の友だちだったんだって。。
でも、北原白秋さんとも仲がよかったみたいだから
このおはなしはちょっと変わるかも^^
犀星さんが芥川さんの影響をうけて作家になった、ってゆう話は
近所に住んでたからだったみたい^^
でも、詩をやめるって言ってたけどそのあともときどき詩を書いてたから
朔太郎さんが自分のせいで犀星さんが詩をやめた
って言ってるのは間違いかも^^
前半後半通してのおはなしは、あんまりうまくつながってなかったみたいだし
後半のおはなしも夢みたいなおはなしがつづいてビミョーだったみたい^^
それより
犀星さんと朔太郎さんと芥川さんの三角関係の方がおもしろいおはなしになったかも^^
http://rittorsha.jp/column/2018/04/2.html
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第6話 地獄変 前編
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
その男は忍び込む。そして館長室に祀られるアルケミストの石に手を伸ばす。しかし悪行は阻まれ倒されてしまう。そこに、その男を嘲笑う天敵が現れる。男は荒れ、メートルの紙に怒りのままに文字をかきまくるが、おさまらず更なる騒ぎを起こしてしまう。騒ぎを鎮めようとする者はある提案を持ちかける。その提案とは……。
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感想
{netabare}
地獄変は芥川さんの小説みたい。。
でも、今回のおはなしは新しく来た志賀直哉さんが芥川さんと仲が良くって
志賀さんとケンカばっかりってゆうおはなしと
転生文豪たちがいる世界にはおいしそうなものがなくって
ケンカばっかりなのはおいしいものがないせいじゃないか、ってゆうわけで
太宰さんが猫ボスさんにたのんで農業をはじめさせてもらったら
安吾さんかご飯も野菜もぜんぶカレーにしちゃった、ってゆうおはなし^^
その間に安吾さんの鰹節料理のコメディとか海に行きたい☆彡とか
図書館に農園が付け加わって、一生けんめい田植えしたり
朔太郎さんが犀星さんにカボチャのようかんを作ったら魚貝類入りだったり
けっきょくカツカレーの勝ち?ってゆう小ネタがある感じで
おはなしはいつ始まるのかな?って思ったら
日常のドタバタで終わっちゃったみたい。。
日常系でもいいんだけど
ケンカのドタバタみたいなのはあんまり好きじゃないんだけど。。
それで太宰さんは志賀さんが芥川さんのこと批判するのがイヤだ
ってゆう話を芥川さんにしてたら、芥川さんが落ちこんで闇落ちしちゃった
ってゆうさいごにやっと地獄変がはじまったみたい?
長い前置きのおはなしだった^^
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第7話 地獄変 後編
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
その男は描く。都一の絵の腕前をもつが、外見と傲慢な態度から、都の人々に忌み嫌われていた。実際に目にしたものしか描くことができず、凄惨な描写のために弟子を傷めつけることもあるという。そんな男だが、娘にはたいそうな愛情を注いでいた。幸せそうに暮らしていた男だが、ある日突然、大殿に娘を奪われてしまう。娘を取り戻すためには、大殿から命ぜられた「地獄の様」を屏風に描かなければならない。空白の部分を埋めるための題材とは……。
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感想
{netabare}
芥川さんは自分の書いた「地獄編」をきらってて、消したいって思ってて
転生文豪たちが潜書しようってしたけど、誰もできなくって
太宰さんと、芥川さんの作品を批判してた志賀さんだけが何とか潜書できた
その世界では芥川さんが主人公の絵師で
太宰さんが絵師の弟子になったんだけど、はじめは何にも起きなくって
そのうち絵師が愛する娘を殿様につれてかれて
その娘のために「地獄の様」を屏風に描けって殿様に言われるの。。
絵師は引き受けたんだけど、その絵師は見たものしか描けないから
弟子になった太宰さんがモデルにされて
しばられてムチでぺちぺちされたりするギャグがあったり^^;
でも、屏風のまん中に描く車の中で燃える美女のモデルが必要になって
殿様にたのんだら、出されたのは燃えてる車の中にしばられた娘。。
絵師は娘を助けて逃げようってしたんだけど
物語の中では、絵師は娘を放っておいて絵を描くことになってるからって
太宰さんが止めたの
そしたら娘は侵蝕者になって、バトル。。
負けそうになった太宰さんを助けたのは志賀さん。。
志賀さんは絵師の芥川さんに
「お前の作品を批評したが、無くなればいいなんて思ったことはない。。」
って言いながら太宰さんと2人で侵食者と戦って侵食者を押さえこんで
「よく見てろ!」って言って燃える侵食者を絵師に描かせたの。。
「地獄変」って、名前は聞いたことあったけど
にゃんは難しい本はニガテだから、中田敦彦さんのYouTube大学を見たけど
主人公の絵師は本当はサルみたいな顔なんだって^^;
あと、ウィキペディアには
『宇治拾遺物語』の「絵仏師良秀」を元に
アレンジしたおはなしだって書いてあったけど、それってパクリ?
芥川さんは短編が多いみたいで、羅生門ってゆう有名なおはなしも
今昔物語集の「羅城門登上層見死人盗人語第十八」に
「太刀帯陣売魚姫語第三十一」を足したおはなしだって。。
それって田尾典丈さんってゆうラノベ作家の人が
「あの花」と「S・A・O」をミックスしたみたいな「七星のスバル」を書いて
パクリだ、って言われてたのと似てるみたいだけど
元の作品より良くなってたら誰もパクリなんて言わないのかも?
でも、そうゆうことって
アニメとかマンガだけじゃなくって昔からあったんだね^^
でも、物語がそうだったとしても
娘が逃げるのをジャマするヒーローってゆうのはいやだな。。
ってゆうか、アニメでもバッドエンドのおはなしって
あんまり人気がないような気がするけど。。
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第8話 人間失格 前編
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
その男は仲間たちに問いかける。「自分を想う者」の内面について。仲間は語る。嫌なやつではないが、たいそうダメなヤツで、人の気持ちがわからないところもあるが誰よりも優しかった、と。生きる才能は足りていなかったが、それでも諦めず、道化でありながらも、人間であろうとした、と。男は迷っていたが、「自分を想う者」の作品に触れてみる決心をつける……。
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感想
{netabare}
芥川さんの作品ははじめのころと後で、作風が変わってて
自分では、あとの方がいいって言ってたみたい。。
ある日、芥川さんの目の中の炎に気がついた島崎さんは、いやがる芥川さんに
あとの方の作品が変わった理由が、侵食者に取りつかれてたんじゃないか?
ってゆう説を話して、冗談みたいになったの。。
でも実は、芥川さんは本当に侵食者に取りつかれてて
太宰さんの作品を酷評して、闇落ちした太宰さんは
「人間失格」の本の中に入っちゃった。。
それで坂口さん、織田作さんの2人が本に呼ばれて
芥川さんは牢屋に入れられちゃった。。
それから本の中に入った太宰さんは人を殺したみたいで
ナイフが刺さって血を流してる人たちの前で
机の上に足を投げ出して「早く来ないかな。。」って
誰かを待ってるシーンが映ってオシマイ。。
太宰さんの作風が変わったから侵食者に取りつかれたんじゃないか?
みたいな話って、陰謀論とかにありそう^^
人が出すぎてて、誰が誰か分かりにくいよね。。
あと、おはなしもセリフが多いし、暗いから
見てるけど、あんまり楽しくならないみたい。。
でも、芥川さんのこととか「人間失格」のこととか
気になってググるから、勉強にはなるみたい^^;
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第9話 人間失格 後編
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
その男は笑う。楽しそうに笑っている家族写真の中に1人、不自然な笑いを浮かべている。男には幸福というものもわからず、人間の営みというものが理解できなかった。自分には人間である資格がないと絶望していたが、周囲に悟られないよう、道化を演じ続け、人間であることを装うしかなかった。道化である男は、皆を笑わせ、尊敬されていたが、それは見破られてしまう。道化を演じていると見破られた男は……。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は「人間失格」のおはなしで
人間がよく分からない中で
みんなに気がつかれないように道化を演じて生きてきた主人公が
それを見破られておかしくなってく、ってゆうおはなし。。
にゃんもまわりのみんなとちょっと違うな、って思って生きてきたから
葉蔵さんの気もちはなんとなく分かるかも。。
たぶんだけど、お釈迦さまも王子だったのに家を出たのって
なんとなく、自分はほかの人たちとは違うって思う気もちがあったのかも?
葉蔵さんもお釈迦さまも、ほかの人たちと同じように楽しめないことに悩んで
人間の世界から逃げようってしたんじゃないのかな?
死んだら仏さまになる、ってそうゆうことなのかも。。
でも「わざ。。わざ。。」って言った同級生って
もしかして、自分も葉蔵さんとおんなじように感じてたのかも?
じゃなかったら、わざとやってる人がいる、なんて気がつかないんじゃない?
もしかして葉蔵さんって、その人にだったら、本当のことを話せたのかも。。
後半は
侵食された芥川さんが「小説太宰治」の世界から檀一雄さんをつれてきて
葉蔵さんの太宰さんを覚醒させて小説の世界を元にもどさせて
無頼派4人で、大きくなった侵食者の化物をたおしたの
檀一雄さんがかっこよかった^^
でも、そのあとがただのバトルアニメになっちゃったけど^^
さいごに新キャラが3人くらい登場してきたけど
芥川さんが2人いる!?ってどうして?
もしかしてこっちが前半の芥川さんで
侵食者に侵食されて変わった芥川さんとは別人格の文豪に転生した
とか?かな。。
{/netabare}
{/netabare}
第10話 藪の中
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
その男は転生する。アルケミストの石に呼び出されたが、状況を把握できていない。男の記憶は定かでは無かった。親しかった者の姿や、体験、あらゆる出来事に靄がかっていて、まるで他人事のようだった。記憶を取り戻すために仲間たちと、潜書して戦うことを選ぶ。誰よりも本を守ることに懸命だった男だが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は芥川さんが呼び出されてからのおはなしをふり返る総集編みたいで
転生したとき、記憶はあったけど実感がなかったってゆう芥川さんが
猫さんに、侵食者退治をすれば治るんじゃないか?って言われて
まず「走れメロス」の世界から、太宰さんを救いだして。。って
そのときのこと思い出しながら、芥川さんが感想言って
そのおはなしごとに作者の人が、芥川さんといっしょに救いに来てくれた人に
感謝のコメントしたり。。
それでこの前、もう1人の芥川さんと来た新人さんたちと話した島崎さんが
はじめの芥川さんは侵食者じゃないか、って推理するの。。
それで猫さんが、芥川さんといっしょにいた人たちに
「芥川さんに変わってるところはなかったか」って聞いて
みんながおかしなところを話しはじめるんだけど
島崎さんと新人以外のみんなははじめの芥川さんは本物だから
新人たちの方がおかしいんじゃないか?って言いだした。。
それで新人たちは、召喚されてから今まで
世界のはざまに閉じこめられてたって話して
外部からの力で召喚が妨害されたから
それをやったのがはじめに来て中にいた芥川さんじゃないか?って
急に出られたのは、はじめの芥川さんが消耗したからじゃないか?って
それで、はじめの芥川さんをすぐに何とかした方がいい
ってゆう新人に太宰さんが反発したら
あとから来たほうの芥川さんが「ぼくのせいだ」って言って
もう1人の芥川さんが生まれた原因を話し出したところでオシマイ。。
総集編で説明回ってゆう感じで、いろんな人が交代で話すから
セリフがとっても多かったみたい。。
みんないい声だから聞いてるだけで楽しいんだけど
あんまり頭に入ってこなくって何度か見直しちゃったw
はじめの太宰さんは閉じこめられてるけど
正体はやっぱり侵食者で消されちゃうのかな?
{/netabare}
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第11話 恩讐の彼方に
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
その男はさまよう。異形の侵蝕者により、空虚な狭間の空間に囚われてしまう。ここから出てもう一度彼に会えば、彼が何者かがわかるかもしれない。そして男は彼に再会し、彼の目的に気付いてしまう…。その時、図書館全体が揺れ、衝撃が辺りを包む…。
{/netabare}
感想
{netabare}
侵食者の芥川さんが暴走してみんなをおそいはじめて
太宰さんがなんとか止めておとなしい芥川さんにもどったから
いちお閉じこめたの。。
それで処分しようってゆう新メンバー3人と無頼派の4人が話し合って
侵食芥川さんにも意見を聞いて処分することになって
新メンバーと侵食芥川さんが潜書して菊池さんの本の中で処刑しようとしたら
無頼派4人が助けに来てバトル。。
それで侵食芥川さんが太宰さんたちの「仲間だから助けたい!」
ってゆう思いを感じてなみだを流したら
謎の声が聞こえてきて、自分が生まれたときのことを思い出した
ってゆうところでオシマイ。。
セリフが多いって思ったら、今度はバトルで
ちょっと眠たくなってきちゃった。。
イケボを聞いてると眠くなってきちゃうのかもw
なんだか浸食芥川さんをどうするか?ってゆうおはなしが
盛り上がらないまま、ずっと続いてるみたいな気がする。。
{/netabare}
{/netabare}
第12話 歯車 前編
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
その男は追憶する。周囲の者は皆、彼を否定しているのではないかと疑っている。繊細で臆病な彼にとって、自分は唯一の友人であった。世間の期待に応え、全てが完璧ではないといけないと、日毎に衰弱していく彼を見ているのは辛かったが、止めることもできず見ていることしかできない。最後まで文学に囚われてしまった彼に対して、男がとった行動とは…。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はニセ芥川さんが、自分があらわられたわけを思い出すおはなしで
自分をボッチだと思ってた太宰さんに友だちとして作り出されたのに
その芥川さんが文学にとらわれて自殺しちゃったから
文学を呪ってたら侵食者があらわれてスカウトされちゃって
それで侵食者の仲間になって情報ゲットしたニセ芥川さんは
過去の文学を消すことができれば芥川さんが死ななくてすむことに気がついて
アルケミストの図書館で文豪たちを待ち伏せすることにしたんだけど
転生したときにそのことを忘れて侵食者退治をはじめちゃったみたい。。
後半はニセ芥川さんが侵食者を次つぎ消してくバトルで
さいごにニセ芥川さんが、これで芥川さんを救える。。
って思ったところでオシマイ。。
前半は説明セリフが多すぎ。。
諏訪部さんのイケボを聞けるのはいいんだけど、眠たくなってきちゃった^^
そしたら後半はバトルで
覚醒したニセ芥川さんが強すぎて、文豪たちがアッサリやられすぎて
また眠たくなってきちゃった。。
無頼派の人たちがわざわざ消されるために太宰さんを助けに来た。。
ってゆう、このままだったらすごくおばかなおはなしで
さいごに太宰さんが生き残ったから、何とかなるって思うんだけど
あんまりおもしろくないおはなしだった。。
{/netabare}
{/netabare}
第13話 歯車 後編
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
その男は立ち上がった。炎に包まれ、朽ちていく図書館で侵触されつつある「歯車」を浄化しようと試みる。仲間たちの魂は砕かれ、ここに残されたのは、その男、ただ1人だけであった。それでも諦めることない男の想いは、仲間を救うことができるのか…。
{/netabare}
感想
{netabare}
くだけた文豪たちの魂は、潜書して開放して
アルケミストが消えるかもしれないのと引きかえによみがえらせるかも?
それで太宰さんが潜書して
芥川さんが死んでもいいのか?って聞くニセ芥川さんに
はじめは迷ったけど、文学を選んで「歯車」を守ったの。。
それで図書館にもどったら、アルケミストの結晶がこわれて
世界のことわりがこわれたか何かで武器が使えるようになって
そこにみんなが戻ってきてニセ芥川さん&侵食者対文豪の戦いになって
さいごは芥川さんがニセ芥川さんを切って、バトルはオシマイ。。
あとはみんなで図書館の修理とか、畑仕事ってゆう日常がもどって終わり。。
けっきょく、みんなもどってきて、ご都合主義で終わっちゃった。。
アルケミストの正体も分からなかったし、侵食者もまだいるみたいだし
13話も使ってやってきたけど、おはなしはほとんどなくって
説明セリフとバトルで終わっちゃったみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
見おわって。。
本をにくむエネルギーが固まったみたいな侵食者から文学を守るために
アルケミストに召喚された文豪たちの英霊が本の中に入って戦う
ってゆうおはなし。。
本の中に入った文豪たちは特殊能力系の武器を使えるようになるんだけど
本のあらすじとか、文豪たちの性格と付き合いが分かって
あとは適当にバトルがあって。。ってゆう感じ。。
有名な男の声優さんのイケボが聞けるのと
有名な小説のあらすじとか
文豪さんたちのことがちょっと分かるのはよかったけど
おはなしはとくに超展開とかなくって
ほとんどが2話完結で進んでったからあんまり盛り上がらなかったし
13話まであったけど、さいごもよくあるハッピーエンドで
ほとんどセリフとバトルで終わっちゃったみたい。。
絵はさいごまでくずれなかったし声優さんはよかったけど
たぶん、ふつうの何年かしたらほとんど覚えてないおはなしになりそう。。
オマケの3頭身キャラたちの「文豪グルメ」を
ショートアニメで放送しただけでもよかったかも。。
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