でえ さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.5
作画 : 2.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
悪い意味で薄っぺらい
なろう系異世界転生作品はご都合主義全開が基本で、
それ自体は面白さの根幹部分には関係ない気がしています。
ご都合主義全開とは都合のいいように話が進むことだとすると、
この作品に足りない部分は「前後関係からの自然な流れ」です。
ストーリーや設定、キャラクターのアクションに共感できるところが
非常に少なく、あらゆる部分の行動が根底から悪い意味で薄っぺらく感じる、
または設定の練り込み不足(原作未読なのでアニメ版の説明不足なのかもしれないが)
というところにつまらなさが集約されています。
なぜこうするのか、なぜこうなるのか、なぜここにいるのか、
なぜ双子の姉妹はこうみえて腕が立つのか大体の部分がよくわからないです。
7話くらいからは悪役のすべて計算通り感が逆に面白くなってきましたし、
アナスタシアちゃんはとても可愛いと思う。
ちなみに私の中でのいい意味で薄っぺらい作品は賢者の孫です。