シン☆ジ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
京アニのレジェンド的ショートコメディ。博士パートはほっこり。キャラの表情にやさしさを感じてしまう。
2011年京都アニメーション制作。
監督:石原立也
絵コンテ:山田尚子、武本康弘、石立太一、他
崇拝する京アニ作品といえど震災もあった年でありリアルタイムでは視聴できなかった、いや素直に言うと視聴しようと思わなかったこの作品。
2019年の放火事件後、箸休め的にチマチマ観てようやく完走。
ジャンル的には、2007年の「らき☆すた」に近いと思うけどそれから4年も経っていたんですね、。
これをガッチリ作画すれば「あそびあそばせ」とか、「女子高生の無駄づかい」みたいになるのかも知れないけど、これはこれで味わいあるかと。
他作品のレビューでも触れましたが、京アニのキャラって顔をデフォルメしながらも、なんかこう、やさしさというか柔らかさというか、ほっこりした人間味を感じてしまうんですよね。。
また好みの問題かもですが、コメディにクラシック音楽を選ぶセンスと選曲の素晴らしさを感じました。そういえば氷菓などもそうでした。
大量のアニメが出てくる昨今、
全エピソードが笑えるワケではないし、
全26話を観るのはちょっと大変かもですが、
ほっこり空気系エピソードと、
ニンマリするギャグがあったりして
気分転換や心の休息に役立ってくれるかも知れません。
(どっかで同じような事を書いたようなw)
~{netabare}
日々私たちが過ごしている日常は、実は、奇跡の連続なのかも知れない。。多分、いやきっと。
東日本大震災の直後、25話目のこのセリフ。
最初から予定されていたセリフかどうか定かではありませんが、感慨深いものがあります。
コメディにこういうエピソードをぶっこんでくれるトコに京アニらしさを感じてしまいますw
原作がどうかは不明ですが。
{/netabare}~
当時含めてこの作品が世間的に大きな話題になることはなかったように思いますが、その想い、エッセンスは、この作品の影響もあって日本人の心に根付いているのではないか、無理やりかも知れませんがそんな気がしてなりません。
そうそう、edの後の次回紹介も観ると楽しいかもなのでスキップ注意です。