タック二階堂 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
本好き少女が異世界転生して本を作っていく2期。
詳細は1期を観てください。
マインが神殿に青色巫女見習いとして勤めることに
なりましたよというところからのスタート。
の前に、OVAで番外編の14.5話があるのですが、
意外とこれを観ていたほうが理解が進んだりする
ので、観たほうがいいかもしれないですね。
で、15話なのですが、まあ挨拶代わりにベンノさん
に神殿に入れることができたことを報告するのと、
これからマインの身辺の世話をするという、側仕え
たちを紹介されるところまで。
安定感は継続していますね。
作風が子ども向け感ハンパないのですが、意外と
オトナでも楽しめる内容になっていますよ。
ただ、本来の主旨であるマインが本を自ら作ろう
という話から、少し逸れて商人感が出てきている
のがちょっとどうなんだろうという感じもします。
ただ、間違いなく継続視聴ですね。
=====第25話視聴後、追記です。
{netabare}
もちろん安定して面白くはあるのですが……。
もはや司書になるために遠回りがすぎて、いったい
何をやっているのやらという感じです。
青色巫女見習いとして、騎士団の要請を受けて
巨大化したトロンベを討伐しに行くという話です
が、もう本好き関係ないじゃんって感じでw
これ、原作がこうなのでしょうけど、何クール
やるつもりなのでしょうかね。
それでも観続けられるだけの求心力はある作品
だということも言えるのですが。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}{netabare}
すったもんだあって、トロンベ討伐を終え、貴族の
騎士団にも神官長の計らいで威光を示すことができ
たマインは、やっぱり寝込んでしまいます。
数日後、神官長に呼ばれたマインは、魔術具を渡され
過去の記憶を見せるように言われます。
日本で司書を目指していた頃の記憶。そして、思い
出さないようにしていたお母さんの記憶…
あふれる感情をコントロールできず、同調していた
神官長まで、その感情にあてられてしまいます。
強大な魔力を持つマインに、悪意などを感じなかった
神官長は、騎士団長にマインを養女として迎えること
を提案します。はたしてマインの運命やいかに。
{/netabare}
という最終話でした。
まあ、じっくりと着実に作られているから、ここで
完結な訳ないなと思いますが、これ何期やるつもり
でしょうかねw
まあ、2クール観てきましたが、飽きずに観られる
だけの内容ではあります。
しかも、2クール通じて、ほとんど無駄な回がない。
たぶん原作準拠なんでしょう。本好きが下克上して
いる感じが、今んとこ見られない(青色神官として
神殿に入り込んだのは下克上と言えなくもないけど)
ので、これから本当の貴族として成り上がる展開が
待っているのでしょうね。
まあ、完結まで気長に付き合います。
安心して楽しめる秀作なので、まだ観ていないけど
興味のある方は今のうちに追いついておくことを
おすすめします。たぶん4〜5期とか続きそう
なのでw
{/netabare}