さけ さんの感想・評価
3.0
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
特定のキャラが作品をつまらなくしている。
1クール目は幼馴染四人の感情が言葉一つ一つに表れていて、とても見応えがあり、また2クール目の前半も、年の差が変わるといった珍しい状況を丁寧に描いていた。
本当にここまでは悪くなく、むしろ高評価だ。
だが問題は2クール目後半、ちさきは紡を好きだった事が判明、1クール目のちさきは光と付き合いたいけど、光を応援したいというもどかしい繊細な感情表現が本当に台無しになった。1クール目は茶番だったのか?
更に何故、紡が好きになったか描かれていないせいで、ちさきが寂しさのあまり光から乗り換えたクソビッチにしか見えない。(作中で紡の優しさ的な所も描写されてるが、どう見ても光と同レベルはたまたそれ以下なのだ)
また、好きだと告白され、かなり尽くされてきた要に対して、ろくに告白の返事もせず、ありがとうの一言で終わらせるクズ行動までしでかした。
おそらく、このキャラが元々クズなのではなく、キャラの描かれ方のせいでクズになっているのだろう。とても残念だ。
途中までは本当に良かった。この作品を感動するとか言っている人は、おそらくちさきの登場シーンをスキップしたのかな?もう一度ちゃんと見てみることをおすすめする。