「さよならの朝に約束の花をかざろう(アニメ映画)」

総合得点
89.1
感想・評価
675
棚に入れた
3553
ランキング
92
★★★★★ 4.2 (675)
物語
4.2
作画
4.5
声優
4.2
音楽
4.1
キャラ
4.1

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ネタバレ

うにおいくら さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

子育ては難しいもんだ

2018年公開のアニメ映画。

 オッサンつながり(勝手にオッサンつながりにして申し訳ありません)のぺーさんのレビューを見て、このアニメを観ていなかったのを思い出して慌てて観たという次第。

 何と言っても興味の中心は脚本家の岡田麿里が初めて監督を務めた作品という事だろう。

そう言いながら、ペーさんのレビューを読むまで忘れ果てていた。
制作は背景がとってもきれいな P.A.WORKS。

 劇場版という事で公開当時評価が高かったアニメだが、その割のは興行収入は3.5億と低めだった。

 上映数が76という数字を鑑みれば、頑張った方だろう。しかし評価の割には低すぎる様な気がするし、これでは製作費が出たのか心配だ。

内容は『異様に長寿な種族の娘の子育て』。それも普通の寿命の他人の子供。

 オジサンには安心して見れる内容だ。
手間暇かかる子育てに悪戦苦闘する主人公の姿は、それなりに子育て経験があるオッサンにも共感が持てる。

映像が文句なく綺麗だ。動きも良い。作画スタッフの執念を感じる。
一つ一つの動きがとってもリアルに感じる。
景色とか背景がとっても良い。


主演の石見舞菜香はこの作品で憧れの茅野愛衣と初共演している。

 彼女が声優になろうと思ったきっかけの一つが「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の茅野愛衣の演技だったようだ。
そんな憧れの人との共演。
その上、「あの花」の脚本を書いたのは、監督の岡田麿里。

それを理解した上で見るとまた楽しみが一つ増えるかもしれない。

それにしても石見舞菜香の声は花澤香菜に似ているような気がする。

という事でこのアニメ、思った以上に涙腺は崩壊しないが
オジサンが見ても納得できるアニメ映画だと思う。
特に描写が綺麗でリアルだ。

投稿 : 2020/03/29
閲覧 : 218
サンキュー:

3

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