岬ヶ丘 さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
やっぱり1期が最高だった
一話にかなりボリュームがあり、設定も様々、専門用語なども飛び交い、全体的に難解な印象だった。
よかった点
・新主人公が男性監視官二人組、さらに一人は免罪体質である設定。
・外国人入国者など、現在の日本を取り巻く社会問題を大きな柱にしている。
・朱や狡嚙など1期からのキャラが登場した点。
・アクションが派手で、動きもダイナミック。
・OP・EDが良曲。
気になった点
・3期からの世界観が専門用語ややや複雑で、難解だったこと。
・監視官二人にとって、物語全般や他のキャラの言動に都合が良すぎる点が多い。
・監視官二人が人格・能力的にもほぼ完璧超人で、人間としてあまり共感できない。執行官に任せるべき仕事も監視官が行い、行動にも不自然さがある。
・3期から登場した執行官は、監視官の引き立て役だと思った。執行官の問題はあまり語られずまた何も解決していない。執行官がいる必要性が感じられない。監視官と執行官の縦のつながりを効果的に使えていない。
・肉弾戦が多く、ドミネーターの必要性があまり感じられない。ドミネーターを計測器みたいに使うばかりで、肝心の執行シーンはほとんど描かれないのは残念。
・朱が作品の奥の方に行ってしまい、ほとんど登場しなくなったこと。朱が過度に、サイコパスという作品の象徴になってしまっている感じが寂しい。
好きなタイトルだが、やはり1期が一番面白かったなと思う。3期は我慢して見る時間が長かったので、続編は見るかどうか少し悩んでいる。