シボ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
細かいところはたぶんわかってない。でも
ゼロではない前作を見終わった時点では
あのエンディングで
自分的には素晴らしい終わり方と納得していました。
クリスを救う大事なところでの選択が変わってしまう
23話改定を見て「え~~っ」てなって続きが気になってすぐに
このゼロを観始めました。
序盤、とにかくクリスの死んでしまう世界を選択をしたオカリンがとても寂しげで最初は観るのが正直辛くて、前作のエンディングで良かったのではと思いながらもとこちらもモヤモヤしながら最初のほうは観てました。
あのクリスが記憶を基にしたAIアマデウスが出てきてオカリンとの
会話を進めていくシーンは
冗談を交わしてるだけなのに、切なくて苦しくて泣けました。
前作同様このゼロでも中盤から一気にストーリーが加速。
オカリンに秘密で修理してた電子レンジ(改)がばれてしまってから
一気に展開が。
特にオカリンがタイムリープ装置を見つけてしまい
「これを作ってしまったことで~」とダルにつかみかかるシーンは
それまでの苦悩が痛いほど伝わって(前作での思いも手伝って)
胸をかきむしられるようで泣けた~。
そこからはなんだろ、未来へ行ったり戻ったり自分の頭が追いつくの
正直大変。
シュタインズ・ゲートを目指すためのヒロイン達の行動はみな
切なすぎます。
タイムマシーンに乗る覚悟を決めたまゆしぃの
オカリンへの告白メールでのエンディングロールのシーン
アマデウスのクリスを消去する時のオカリンとの会話の後の
別れでのエンディングロールのシーン
この2話はED音楽を聴きながら涙涙でしばらく呆然・・・
世界線の頻繁な変更や、それによるオカリンと他の人たちの持ってる記憶の違いなど、観ている私もついていくのがやっとで、というか正確にはたぶん
判ってないところも多いかと思います。
けど、そんなことよりなにより
クリス、まゆしぃ、真帆、鈴羽ら彼女達の思いやオカリンの思い、執念が
バシバシ伝わる素晴らしい作品でした。
キョウマのキャラそんな好きでなかった、むしろ嫌いだったのに
復活した時の「帰ってきた~」ってなったあの嬉しさ 不思議です。
前作で終わりでないですよ。ゼロも絶対見るべきと思います。