カミタマン さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
狼の系譜(笑)
タイトルで敬遠してたけど見たらよかったラノベ原作群の一つです(笑)
しかも,設定に違和感があるタイプ…
1話で「本」が好きが強調されすぎで,本ってはっきり言って媒体で問題は中身なんじゃないのという違和感を抱きました。ブルーレイディスクが好き!ハードディスクが好き!SDカードが好き!的な違和感です。
でもなんとか違和感が克服できました。克服できた理由は,慣れたからかな?
内容的には {netabare}「まおゆう」と似た雰囲気の話です。現代(に近い?)日本(?)から中世ヨーロッパ風の異世界に転生した主人公マイン(本須 麗乃)が転生前の知識をもとに様々なものを異世界に生み出しながら話が進んでいきます。「まおゆう」がrevolutionの話だとすると「本好き」の少なくとも1期はinnovationを重要な要素として展開される話と言えると思います。 {/netabare}主人公が小さな女の子なので名作劇場っぽい雰囲気,ネルトリンゲンっぽい城郭都市が舞台で今にも巨人が出てきそうな雰囲気もあります。
「狼と香辛料」「まおゆう」「本好きの下克上」と中世ヨーロッパ風世界と社会科学的視点の味付けはどうやら自分の大好物のようです!!
最後に一言突っ込ませてもらうと,日本人ならパピルスや粘土板じゃなく,まず和紙でしょうw