すんりこ さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
初心者にもまずオススメ出来る
とても素晴らしい作品でした。
学園コメディ系かと1話を見た時は思いましたが、
主人公、渚の見た目からは計り知れないかっこよさや
1人1人個性があって、役割があって、誰1人無駄がなくキャラにおいてはとてもいいクラスでした。
また、コロせんせーはまず生徒を第一に考えながら
1人1人をちょっと思いすぎて引くくらい、
愛情を持った人でした。過去の出来事から、
昔の担任を自分が受け持つという伏線回収は
こころにグッと来るものがありました。
また主人公である渚の戦闘描写や隠れた才能、
プロである鷹岡を圧倒するシーンでは今でも鳥肌が
立つレベルです。
正直1話1話語ってたらキリがないので
私が今伝えたいのは最終話直前、ラスボスの時間からです。
途中で切ったという人はここを見ないととても損していると自分はおもいます。
まず生徒が理不尽に暗殺期限を早められ、
暗殺出来なかったことに対してでは無く、
コロせんせーに会えないことに対して不満が爆発しました。そこで殺せんせーに最後会うがために生徒が
せんせーに会いに行くところは、最初、暗殺できればいいや。賞金が欲しいだけの生徒たちが、
先生に会いたい、助けたいと思ったシーンでまず心が
ふわふわなりました。
そしていざ会って誕生日のケーキを十分すぎる贈り物だと、自分が死ぬ前にここまでしてくれた事に感謝し
喜んでいた矢先ラスボス2人が計算高く、攻め入って来ました。
そこで生徒達も薄々気づいていたコロせんせーの
最大の弱点それは...僕等...
なわけないでしょう!!!!!!!!!
のシーンは最高にかっこいいシーンでした。
改めて福島潤さんの声、喉に何人住んでいるんだ
と言わんばかりの声優力。本当にすごいと思います
自分が殺されるかもしれない状況で、
生徒たちに自分なりの授業をし、茅野が腹を撃ち抜かれた後でも最後の最期まで生徒たちを思うシーンは
自分の感情では表せないような思いがあり、
感情がぐちゃぐちゃになったのを今でもずっと思います。
そして、コロせんせー自ら生徒たちに殺しどきと
伝え、全員でコロせんせーに触れ
最後は主人公である渚がころすという終わり方でしたが、出席を取るシーンや渚に最後まで教えを置いていくシーンは、涙が出るとかレベルじゃありませんでした。
そして渚の声優である渕上舞さんの泣く演技が素晴らしくとうとう涙が零れてしまった渚の涙とともに過去の思い出が蘇るシーンはとても良かったです。
あれは実際今までの過程を見てやっと完成するシーンだったと思います。
最後は全員で大泣きして24話は終わりましたが
お腹いっぱいすぎるくらい感動できました。
ほんとにマジで見て欲しい作品です。