シボ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ダンスシーンの高揚感がすごい!
社交ダンスについてはよくわからなかったけど、観終わった後になんか
熱いし、この高揚感すごい良いな~と思いました。
ホントに感化されやすいです・・・
ストーリーは特段の取り柄のなかった中学生の多々良が偶然クラスメートの
雫が通う小笠原ダンススタジオで社交ダンス界のトップ選手の仙石と出会い
ダンスを始めてその世界にのめり込んでいく。
まずよくある話ではあると思います。ですが
はじめダンスシーンで体の曲りの描き方など強調されすぎててちょっと
苦手というかちょっと気持ち悪いなと思ってた感じが、
話が進むにつれて慣れたのかかえって強調された動きがくせになってる自分がいました。
1部の賀寿、真子兄弟が出てきて、賀寿が清春のパートナーである雫を
強引にペアにしてしまいあぶれた真子が多々良とペアを組んだところ
特に面白かったな。
真子ちゃんと多々良の成長の過程がとても初々しくて、観てるこちらが
恥ずかしくもあり、応援したくもありって感じで観てました。
天平杯の決勝で真子ちゃんが
「私を花にしてください」って初めて自分がどうなりたいか多々良に伝え
ラスト踊るシーンは全体に黄色の花吹雪とともに表現されていて、見ている私の気持ちもすごい高揚感でいっぱいになりました。
その後の賀寿組を巻き込んで手拍子が始まった展開は感動的でした。
1部ラストの表彰での展開もすごくよかった。
そして次の2部
オープニングから千夏、多々良の瞳のUP
(多々良の瞳に千夏が瞳に映ってる~)からのタイトル&舞台シーンは
すごいカッコ良い~、音楽も上がるよ~。
新しいペアの千夏とはリーダーとフォローのお互いが持っている個性とは
逆のものを求められて、なかなかうまくいかない。
でも喧嘩したり、ぶつかりあいながらも徐々に心をさらけだして、お互いを
思いやって成長する流れは、やはり想像できるストーリではあるけど、展開もテンポも良くて一気に観れました。
東京都民ダンススポーツ大会では多々良、千夏は勝ち進むたびに覚醒していきます。
ダンスシーンはやっぱり圧巻で「シング・シング・シング」が流れるシーンは自然と体がソワソワしながら観てました。
出てくるキャラクター達も最初嫌なやつかなと思っても、根は良い人達ばかりで魅力的だしそこも良かった。
なにかに熱くなれるって素晴らしいな。あ~自分も一歩踏み出したいかも。
原作読んでないのですが、今後の展開があるなら絶対見たいです。