ひろぞう さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
理念なき力は単なる暴力に過ぎないが、力なき正義とて.................。
作中にある絶対王政とフランス革命の対比は
理念なき圧政は単なる暴力になるになると思うのだが
さりとて力なき正義も意味を持たないになると思う。
そして恣意的に正義を語る人間ほど、人民を害する人間たり得る。
このフランス革命以後にはフランス史は浮遊の時代に突入して
革命輸出を警戒して七次にも及ぶ対フランス大同盟
フランス自身もジャコバン独裁の時代を経て、ナポレオン帝政に移行するから
革命なるものには意味はない
真に意味があるのはその後の善政となる。
民主主義足りとてそれは人が生きていくための方便に過ぎないと言うことだな
だから民主主義>人民の幸福権の追求、となるとちっとも人は幸せにならないと言うことになる。
フランス革命には意味があったが
さりとてそれも歴史の一ステップ、人民の幸福権追求の一種法論と言うことになるのだと思う。
ジャコバン独裁、反対派ギロチンかけまくりで、遙かに息苦しい世の中
ナポレオン帝政、大陸制覇の野望の果てにブルボン王朝より人食い法の徴兵で、よっぽど人死んでいくよって
雨降って地固まるにならなければ、なんのための動乱だになるだけだ。