タック二階堂 さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
異世界の王族の揉め事に自衛隊が介入。
詳細は1期を観てください。
異世界へのGATEが開いた日本の銀座から、自衛隊が
駐屯してアレコレする話の2期目ですよ。
1期は、未知の異世界の敵が攻めてきて、追い払って
逆に自衛隊を派遣して「特地」に駐屯する。
そして主人公の伊丹が異世界の人(おもに女子)たち
と文字通りの異文化交流をするという話に面白さが
あったわけですが…
この2期は、どちらかというと異世界の王族たちに
よる王位継承と、日本との講和を結ぶか、交戦するか
という「お家騒動」をメインで描いていきます。
こうなると、普通の異世界モノなんですよね。
「今日からマ王」みたいなもんです。
で、申し分け程度に自衛隊の強大戦力(どんだけ
防衛費を使ってんだよ)を便利に使うという展開。
王様の長男を好戦的なバカヒールに描き、さらに
黒幕としてヴォーリア・バニーの元族長で、女妾に
堕ちていたテューレの陰謀を着々と描写してきた
わりには、決着はなんとなーく曖昧に。
モブの兵士たちをさんざん殺しておきながら、
その決着なの? って感じでした。
爽快感は、もうひとつですね。
まあ、出来としては高いレベルで安定。
さすがA-1といった感じです。
観て損はないかと思いますが、1期よりは少し降下
しましたかね。