ひろぞう さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
原作者の言動の痛さが作品自体に大きくマイナス入れる
内容はよくも悪くも「売れ線要素」をかき集めたライトノベル原作という体なんだが
内容的には大きく見るべきところはない。
ただ原作者の一連の発言のイタさがやはり心証を大きくマイナス入れる部分が大きい
本作の非現実生を指摘された反証として「藤井聡四段」を自己の作品の正当性として使うのは
そもそも作家にあるまじき行為で
作家という物はドキュメンタリー、ノンフィクションではない限り
虚構という物に対していかに実在性のあるように構築する、共感等の感情を沸き立たせる物だから
つまり後から現実化してきた藤井聡四段を、その自己作品の正当性に使うことは禁じ手といえる。
前述したようにそれは作家の仕事ではなく、「予言者」の仕事だから。
その点でこの原作者のやった反証の仕方は実に幼稚で、それは作家性の否定となる。
だから原作者の幼児性+幼稚さを知ることとなると
アニメ化されたこちらもどうしても心証が悪くなる。
売れ線要素のかき集めだから、ひどく適合しない人もいないと思うのだが
同時に大きく誰かの心の琴線にも触れない作品で
そしてこの原作者の藤井聡四段を鼻高々に反証に使う、みっともなさを知ると見る気が失せてしまう。