既読です。 さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
アニメが好きなら外せない!
2020年新年に、BSでまとめて再放送が
有ったので録画しておいた全話を一気に視聴。
あらためて、この業界の大変さを知りました。
「劇場版」は画や動きがとても丁寧で
実はこの映画に携わっている裏方さんも
大変だったんだろうと感慨に耽り
「ゆるキャン」実写版の○○な演技を見るにつけ
あらためて如何に声優さんの存在が凄いのかも解り
声優さんは100人以上のオーディションを
監督を含め、もろもろのいろんな拘りの下に
ベストチョイスされているのだと知り
余談ではありますが、かねてから散見する
「ここだけがイマイチだった」というご批判、
何故「リズと青い鳥」の童話に出てくる少女役を
本田望結に託したのか?は、敢えての棒読み感で
「童話の世界」を、より「似非童話」らしく
描きたかった故に、吉田玲子と山田尚子両巨匠の
思惑からああいう演出に拘ったのではないか?
と勝手に考えている訳で。
小淵沢報瀬役、川本ひなた役の花澤香菜さんは
あの名シーンで、何度吹き替えをされたことか?
人の感情を揺さぶる凄い声優さんだと。
こういうところにも、思いが至るようになったのは
「SHIROBAKO」を見ていたお陰であり。
話が逸れましたが、劇場版に関して
ストーリー展開は至ってベタでしたが
廃れ果てた「武蔵野アニメーション」が
主人公の熱い想いで再集結されて行く様は
アニメレベルで面白かったです。
監督が拘った最終話が、劇中劇ではありますが
「なるほど」と腑に落ちる内容でした。
コロナのせいで、映画館は閑古鳥でしたが
「SHIROBAKO」のファンは観ておくべきかと。
応援の意味でも!