KAZUROCK さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
主人公達の設定がそこはかとなく哀愁を漂わせる。やや雰囲気重視の童話的ロードムービーのような印象。
原作未読。
■初回印象
作風は癒し系ファンタジーで絵本の様な印象強め。
見たところロードムービーのような雰囲気も漂わせているが
内容はまだよく分からない。
でも画から感じる世界観は穏やかでありつつ哀愁を感じさせていて
個人的にはとっても好みだった。あとはお話次第というところ。
初回はこの世界に暮らす種族やその生活、人間族に対する考え方や
その現状を何となく理解できる流れになっていただろうか。
人間族の置かれた状況の危うさが伺えたと言う点では
示唆に富んだ導入だったと言っていい。
そんな二人が{netabare}ソマリの秘密を抱えどうやって旅をしていくのか
そこが物語の焦点{/netabare}になって行きそうな感じ。
この世界ではどちらもマイナーな種族で背景も謎だらけ。
その二人が{netabare}疑似親子のような形で旅する{/netabare}だけに切なくて
しょうがなかった。
物語は淡々と進行しそうだが、
地味に情愛を感じられる作品になりそうな。
感情の無いゴーレムの行動がそういう結果を呼び起こすのは
よくよく考えれば何とも皮肉だねえ。
穏やか且つ優しい情感を味わえるファンタジー系の作品が好きなら
結構お薦めかも知れません。
期待度★★★★