はるせ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
全体的な雰囲気は大好き。でもまとめ方がちょっと
女の子が執事のおじいさんと兄二人を探す旅をするアニメです。
マイナス点
・モリリレという幹部が出てくるのですが。ようがなくなったときの死なせ方が雑でした。飛行船に穴が空いてその穴からの突風でモリリレが船の外に飛んでいくのですが、モリリレが吹き飛んだあとなぜかその突風が消えてます。
・やっと「浮遊泉」を見つけた時、何故かジョージ兄さんがひと晩かけて理解した【太陽の光に当てると浮遊泉は爆発する】という設定を、なぜかウィリアムが先読みしてその前日に睡眠薬入りコーヒーをジョージに飲ませている。未来予知?
・悪役といえるウィリアムが「やっと俺だけを見てくれる王国を作ったんだ」と言ってたのに、なぜか「もう十分贅沢しただろう」といって最終兵器でその王国を狙い撃ちして街ごと爆発させてしまいます。なんでだろう。
・最初のウィリアムがバクストン家に嫌気が差す動機がよくわかりません。母の意思をついで立派に大富豪の一族として生きていけばいいはずなのに、なぜか養ってもらったバクストン家に恨みを持ち、なぜか主人公ジェーンにだけ気を許しています。(そのジェーンすらも終盤殺そうとするシーンがあって不安定です。)
・途中で混ざるすきっ歯の子供が個人的に嫌でした。(下品だし小汚いし)彼に使うコマはジェーン一人の心の動きを掘り下げるシーンにするだけで十分だとおもった。
・途中に列車で乗る怖い顔の政務官の側近の人と、森を抜けたところで発狂した金髪の人が同一人物なのか、そうではないのか、よくわからなかった。
プラス点
・執事のおじいさんはいい味を出してる。彼が「いる」か「いない」かではアニメを最後まで見れなかったかもしれない。
・主人公が可愛い。
・2000年代前半の空気が好き。
最初アニメを見始めるときは複葉機にでも乗って大空ってスゴイって飛び回るのが目標かと思ってたのですが、実際はかなりファンタジー色が強い作品でしたね。