ミュラー さんの感想・評価
4.4
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
とにかくカッコイイ!
前から気になっていたのだが、試しにNetflixに入ったので期待して見てみた映画。
非常に特殊な世界観の中で描かれる、最初から最後までバトルアクション満載の劇場版CGアニメ。
ストーリー的には、わずかに残った人間たちが、襲ってくる機械からひたすら逃げるだけのお話。まあ、単純なストーリーだし、世界が変わるわけでもないのだけれど、とても見応えのあるアニメでした。
とにかく登場するアンドロイド?機械?がカッコイイ。一番気に入ったのは最強の敵として出現する上位セーフガードの女性。サナカンと言うらしい。主人公のキリイもイケメンだし、サナカン対キリイは美男美女の戦いなんですよ!
ルックスだけで素晴らしいのに、モーションキャプチャーと思われる格闘も素晴らしい。
いや、殺戮を目的とする兵器にルックスを凝る必要なんて全くないのだが、やっぱ美人じゃないと見栄えしないよねえ。良く上がる足で、スタイルいい人が完璧な回し蹴りをしたら、そりゃあカッコイイでしょう。
そんでもってバックは独特の機械の町に、爆発の炎が渦巻くとくれば、どこのシーンを取っても絵になる映画になりまさぁねぇ。
というわけで、魅せる映画としての目的をしっかり果たし、こういう雰囲気の好きな人にとってはたまらない映画ではないでしょうか。
それにしても原作の弐瓶勉さん、いつも東亜重工が出てきます。一貫してこの巨大企業が諸悪の根源って感じですねえ。
私、バイオメガに登場するフニペーロのファン楽曲のPVを作ったことあるのですが、こういう世界観好きだなあ。
おっと、宣伝になってしまった。ではこの辺で。