ウェスタンガール さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
物言う“神様”、お持ち帰り~♪
ゴシックホラーの極みであった“無印”。
そして“解”、不要なカードは一枚として存在しない“じじぬき”ゲーム、準備された歯車が噛み合わさり、一気呵成に時を進める展開が痛快であった。
メインキャラが持つ暗い過去を認め合い、“変態”であることに誇りを持ち、大見得を切る“魅音”に快哉を叫んでしまった。
また、限りなく慎重な表現を必要とする心の問題、はっきり言うなら“心の病”に対して、精神医学の方向性から外れないよう配慮をしている脚本に好感が持てる。
さらに、入江所長と“ブラック”梨花ちゃんとの会話が印象的であった。
手塚漫画の金字塔、ブラックジャックの恩人である本間丈太郎の今際の言葉を思い出した方も多いのではないか。
「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね」
そしてエンドロール、我々は、新たな時間軸が生まれる瞬間を見るのである。