tinzei さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
歌が良い・・・・・・・
松本零士原作『クイーン・エメラルダス』ova作品、全四話。
アルカディア号と共に作られた船クイーン・エメラルダス号を操るエメラルダスと、トチローに憧れ自作の船で宇宙を旅することを夢見る広の物語。
原作とは違うストーリーらしい、『ハーロック』のスピンオフってイメージだったけど、初出順でいけばこの作品の方が先なのかな?
一応回想って形でハーロックとトチローが登場するけど、四話以外重要な役割はない、ちなみに『銀河鉄道999』のメーテルも名前だけ出てくる。
ストーリーは基本的に広視点で進み、その途中でエメラルダスが登場し助けるといった形。
正直『ハーロック』も小栗旬が声やってた映画しか観たことないからよく知らないんだよな・・・・・・だから作中で暗躍(?)するメタノイドっていうのも分からない。
基本的に作画はあの松本零士風の絵だけど、所々におかしいところがある、特に二話。キャラの動作は普通なのに船の動きは静止画のままだったり違和感が残る動きをしている、しかも艦船の爆発に関しては一部とてつもなくリアルに描いてる(具体的にはビーム光線をくらった艦が熔解するとこから描いている)くせに、砲撃や艦隊戦の作画は雑っていう謎仕様・・・・・
【全話あらすじ】
①
広は惑星ダイバラン行きの貨物船に忍び込み同じ密航者の爺さんと出会う
途中で貨物船がアルフレスの艦隊に襲われる
エメラルダス号が現れ貨物船を助ける
ダイバランに着いた広は街へ行き酒屋で働く
酒屋にアルフレスの大佐と副官が現れ客を問い詰める
それに起こった広が大佐と素手ゴロの喧嘩をする
大佐が銃を抜くとフードを被った女性が発砲し広を助ける
女性はエメラルダスと名乗り大佐たちは逃げ出す
大佐たちはエメラルダスが船に戻る前に始末しようとするが返り討ちに遭う
広が去り際のエメラルダスにトチローみたいになりたいと言う
②
広は酒屋で働いていた。
ついにアルフレスの女王バラルーダが動く
エメラルダスは救難信号を受け貨物船を襲うアルフレス軍を蹴散らす
だが襲撃は囮で、その間に広や爺さん、ダイバランの人たちが捕まる
大佐は広たちを人質にエメラルダスに攻撃を仕掛ける
エメラルダスは何も出来ずシールドで防ぎつつ、時を待つ
広たちが脱獄、艦を乗っ取りエメラルダスに知らせる
エメラルダスが反撃、だが最後大佐の船が別の攻撃をくらい轟沈
攻撃したのはバラルーダの船だった
エメラルダスとバラルーダでサーベルの一騎打ち、エメラルダスが勝利
そこに大佐の副官が現れ乱射、広が殺す
エメラルダスは広に世界で五人しか持たない銃を授ける
③
極秘輸送していた馬型の兵器がバイダスという殺人者に盗まれる
広は自作の船で宇宙を旅していた、すると爺さんが密航していた
広の船が砂漠の星に墜落、近くに崩壊した技術大学があった
修理に必要な部品を探しているとルシールという少女と出会う
ルシールの兄ラメールは設計者でバイダスにこき使われていた
バイダスはラメールから受け取ったパーツを組み込みパワーアップ
賞金稼ぎ達を皆殺しにする
船に戻った広はラメールと出会うがラメールは倒れる
目覚めたラメールは広たちの事情を聞きルシールが危ないと言う
ルシールは呼びに行った爺さん諸共攫われていた
ラメールは助けを呼びかけるが応答なし、そこにバイダスから連絡がある
広とラメールはルシール達を助けに行き、バイダスや馬型兵器と対決
広はエメラルダスからもらった銃で奮闘するが馬型兵器は強い
そこに呼びかけを聞いたエメラルダスが現れ馬型兵器を壊す
最後バイダスが命乞いをするがフェイクで広を襲う、だがエメラルダスが阻止
④
広の船が故障、すると広が謎の歌を聞き操られる
船は小惑星に落ち、そこで謎の美女と出会う
美女は広と爺さんをもてなすが、広の銃を見て態度が一変
美女はサイレンの女神と名乗り爺さんを穴に落とし広には精神的苦痛を与える
実は昔、トチローも同じ目に遭っていたがトチローは自力で脱出していた
その時助けに来たエメラルダスと対峙、顔の傷はその時の傷だった
結局女神は倒され、その後メタノイドに復活させられていた
奈落に落とされた爺さんは昔馴染みと出会い、どういう事があったか悟る
爺さんは自力で脱出し女神に広が持ってた銃を向ける
何とか当たるが爺さんは気絶、そこにエメラルダスが現れ女神と戦う
精神世界に閉じ込められた広はトチローの姿を垣間見て脱出
女神を撃つが女神の体は機械になっていた
女神がエメラルダスの銃を拾い広に向けるが暴発、二人で止めを刺す