徳寿丸 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ほら~ホラー法螺~
原作未読(2020.2)
OPとか初期の「闇芝居」ぽい。個人的には「闇芝居」は2期までで卒業したんだけど(何か最初の頃のようなドーンてくるビビりがなくなったから)。
こちらは自分はあんまり知らないんだけど割とホラーモノとして映像化されたりしてるらしい。基本的にホラーモノは視聴しない派なので・・・。
小学生の頃、知人の家にあった「へび少女」?だったかなぁ・・・怖いものみたさで読んだりしたけどやっぱ怖いし気持ち悪いってのが残ってて大人になってもそっち系はやはり苦手なままなんだよなぁ。
さて「伊藤潤二コレ」ですが、「闇芝居」より怖さがなかったけど、舞台としては昭和40年代~50年代位なのかな。映像も当時のアニメ作品のような雰囲気を出してます。得体の知れないものに対する恐怖というか人間の狂気、壊れゆく様みたいな部分がむしろ怖いという感じでしょうか。実際おかしい人ってのはいるわけで普通に日常生活の中に紛れているんですよね。どこからがおかしい人なのかっていうとこれまた線引きも判別もしにくいわけですが、狂った猟奇殺人なんかの被疑者のコメントとか見るとやはり「おかしい」と思うわけですよ。しかし、実の子供を虐待死とかさせてる親も「おかしい」わけですが普通に会社員で「ごめんなさい」等と謝罪したりするわけですよ。そういってる自分自身もある人から見ればやはり「おかしい」のかもしれませんね・・・実は現代社会みんな狂ってるとしたら・・・ホラーですね。
私のツボ:芸術家とか普通じゃなれないよね