Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
箱の中身はなにかしら?
フレームアームズ・ガールは、2017年の春にTVアニメとして放送された作品です。
放送されてもう3年になりますが、個人的にはそこまでご無沙汰という感じではありませんでした。
何故なら、私は通勤時に駅収集一ゲームである「駅メモ!」をプレイしているのですが、そのゲームとのコラボによる「スペシャルでんこ」としてフレームアームズ・ガールのキャラが実装されているんです。
まぁ、ガチャを引かないとゲットできないのでフルコンプは出来ていないんですけどね^^;
私立若葉女子高の教室、
マテリア先生が轟雷たちに突如はじめた
『箱の中身はなんだろなクイズ』。
この世界はいったい?!
これは、フレームアームズ・ガールたちと
想い出をふりかえる物語。
公式HPのSTORYを引用させて頂きました。
物語の内容的には、テレビアニメ版の総集編に新規カットと新たな楽曲が加えられた構成になっています。
これまでキャラとの接点はあったものの、物語からは約3年もの間疎遠になっていたので、色々と懐かしさの感じられる展開でした。
アニメを目にした瞬間、「あれ、ストパンだっけ?」と目を奪われるシーンからこの作品が始まるのですが、完走して振り返ってみると、この掴みは最高だったのではないでしょうか。
それもそのはず…
監督に川口敬一郎さん、シリーズ構成に赤尾でこさんがTVアニメ版から続投してくれているのですから…
しかも、川口監督のアニメ業界に入ったきっかけがホビー系アニメの制作だったそうです。
つまり、このシリーズは川口監督の夢を実現させた作品でもある訳なんです。
だから…という訳ではないのでしょうけれど、随所に作り手の気合が感じられたのは個人的に高ポイントでした。
日常とバトルモードのメリハリがしっかりしているのも特徴だと思います。
改めてバトルモードを見て感じたのは、相当ガチでバトルしていたということ…
記憶の中での戦闘はもう少し緩いイメージだったので、このギャップには正直良い意味で驚かされました。
上映時間は80分強で、新規のカットや楽曲も入っているので、本編が振り返られるのは正味1時間くらい…
だから彼女たちの出会いなどの大切な場面も大胆にカットされた構成になっており、登場するキャラの人となりが分かるくらい…
しかも何一つ説明のないままいきなり物語がスタートするので、一見さんには少し厳しい構成になっていると思います。
ですが、この作品に触れて気になったらTVアニメ版をじっくり堪能頂ければと思います。
この劇場版のラストはメッチャ気になる終わり方だったのが気になっています。
「あれ、轟雷お姉ちゃんたち、いない…」
「一緒に遊んで欲しかったのに…」
「それはまた次のお楽しみ…かな?」
だそうです。
これを気にするなって言うのは無理な話ですよね!
次の情報を楽しみにしています。