ローズ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
オタクじゃなくても恋は難しい
オタク趣味がバレて彼氏と別れて転職した桃瀬成海。
転職した会社には桃瀬の幼馴染の二藤宏嵩がいた。
本作品は
「オタでも普通の人間。パートナーができるのは当然ですよ。」
という主張しているように感じました。
社会人でも趣味を持っていて当たり前。
ただ、そのベクトルがアニメや漫画、ゲームなどに偏っているだけです。
登場する人物の中で非オタなのは宏嵩の弟の尚哉だけ。
会社の同僚の小柳と樺倉もオタ側の人間。
非オタの人達に「オタがいるのは普通ですよ。」と言いたいのでしょう。
尚哉(普通の人)視点からオタの世界を見せようとしています。
尚哉の兄の宏嵩はゲームオタ。
世間は狭いです。
一番、気になったのは声優さん。
特に小柳役を沢城みゆき、樺倉役を杉田智和という豪華な仕様。
メインの桃瀬役の伊達朱里紗、宏嵩役の伊東健人の2人は比較されるとキビシイです><
平均点以上を取っても、現役バリバリのトップの人達がいるので霞んでしまいます。
恋愛に正解は無し。
オタでも普通でも関係ありません。
マニュアルみたいなものはありますが、あくまで参考程度に^^;
趣味が特殊でも普通の社会人。
害の無い一般人です。
蔑視されているオタ趣味をバカにする事無かれ。
趣味がオタ系でも異常ではない、という事を主張している作品でした。